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「キッコーマン 私はポン酢派 知らんがな」ネットが騒つくマッチング俳句とは!?

ライフスタイル

2018.12.08

20181205mobilephone01日本を代表する文化のひとつである“俳句”。多くの人は、“高齢者が楽しむもの”というイメージを持っているかもしれません。しかし最近Twitter上で、若い世代に俳句が注目されているようです。一体どのような楽しみ方をしているのか、詳しく見ていきましょう。

 

今注目を集めている「#五七五オンライン」


最近Twitter上で話題なのは、“「五七五オンライン」というアプリ”の作品を共有し合うハッシュタグ。このアプリは“ネット上でマッチングした人と一緒に俳句を作る”という内容で、日々“作品”が誕生しているようす。

 

インターネット上の“誰か”とマッチングしたら、「上五(かみご)と座五(ざご)を詠む役」と「中七(なかしち)を詠む役」に分かれます。“五”を詠む役が「フリとオチ」、“七”を詠む人は「展開」の役割に。マッチング後は交互に入力していきますが、ゲームなので“字余り”や“季語”は考慮する必要がありません。

 

ネット上には「五七五オンライン」を楽しむユーザーからのコメントが相次いでいて、「日本語に向き合うのって、意外と楽しい!」「見知らぬ人から思わぬオチが登場して、電車内なのに爆笑してしまった」「はからずも名作が誕生すると感動を覚える」などの声が上がっています。

 

実際に#五七五オンラインで共有された作品を、いくつかピックアップして見ていきましょう。

 

同じ人と何度もマッチングしてしまう人も…


まずはオンライン上での“初対面”ぶりが伺える、「こんにちは お前誰だよ ひろしだよ」「さっきまで 昼ドラみてた よう無職」といった作品。このような“会話形式”で生まれる句は多いようです。

 

また中七(なかしち)の展開に対して、最後にツッコミを入れる句もチラホラ。「秋の空 急にどうした 邪魔すんな」「TWICEが 明日で解散 させねえよ?」「キッコーマン 私はポン酢派 知らんがな」「眠すぎて 校庭走るよ それ病気」「猫と犬 俺は猫かな 人ですよ」といった句が生まれていました。

 

このアプリはランダムに相手とマッチングする仕様のため、「またお前か テスト期間や ワイもやぞ」と偶然の再会を果たすペアも。また、「授業中 おれも授業中w バレずにな」「腹減った すごいわかるわ 同士いた」とマッチング相手と息ピッタリなコンビも登場しています。他にも「フラミンゴ 鳴くまで待とう つらいンゴ」「飲み会で 上司がセクハラ 雄同士」「彼氏ほしい 俺がなったる それは無理」などの句が注目の的に。まだまだこれからも“名作”は誕生しそうです。

 

熱戦が繰り広げられた「俳句甲子園」


気軽に楽しむアプリが盛り上がりを見せる一方で、俳句をめぐって“高校生同士のアツい戦い”も。「俳句甲子園」は愛媛県で行われる“高校生による俳句の全国大会”で、公式サイトには「高校生にしか語れない俳句がある」と掲げられています。

 

試合は赤白に分かれた両チームから、お互いに“チームで一句”を披露することからスタート。相手チームはその句に対して、制限時間内に質疑を行います。俳句甲子園は、「俳句の出来を表す『作品点』と、相手チームの作品への理解を表す『鑑賞点』」の合計点で争われ、「鑑賞点」については“俳句の基本的な基礎に基づいて議論を展開する”ことがポイント。

 

この「俳句甲子園」へ出場するには、厳しい地方大会を勝ち上がる必要があります。2018年は6月に地方大会が行われ、8月に全国大会を開催。団体優勝チームは「山口県立徳山高等学校(山口県)」で、準優勝は「開成高等学校(東京都)」でした。また大会には個人部門もあり、最優秀賞に選ばれたのは「興南高等学校(沖縄県)」の桃原康平くん。「滴りや 方舟に似て あなたの手」という一句で頂点に輝きました。

 

奥深い俳句の世界。一度トライしてみたら、ハマってしまうかもしれませんね。

 

文/河井奈津

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