平成を乗り越えられなかったキスミント


スマホの普及に伴って生産中止に追い込まれたのは、チョコフレークだけではありません。「江崎グリコ」が生産していた「ウォータリングキスミント」はすでに生産しておらず、在庫がなくなれば販売終了に…。

 

1987年に発売されたキスミントは口内が潤う独自の成分や、スマートなパッケージが話題を呼んでヒット商品になりました。しかし近年では販売に苦戦しており、捨てる手間が省けるグミやタブレットに人気が殺到しているよう。

 

また生産終了まで追い込まれたのは、スマホも要因に上がっています。いわゆる“レジ横”に置いてあるガム類は、レジの待ち時間に手に取って購入するケースが一般的。スマホの普及からレジの待ち時間でも“ながらスマホ”をする人が増加し、ガム類の売り上げ低迷に直結しました。

 

生産終了のニュースに多くの人は、「なんだかんだあの味が大好きだったんだよね」「お菓子にも影響するなんてスマホは強敵」「キスミントは平成で終わらせたくなかった」と悲しみの声が上がっています。