2018.08.01
2018.10.02
最近ではストレス解消やリラクゼーションのために、自宅で観葉植物を育てている人が多くいるようす。もし育て方を間違えて枯れてしまったらショックが大きいですよね。そこで今回は、植物を育てる際に役立つ小技をご紹介していきましょう。
数日間外出しても水やりの心配ナシ!
観葉植物を育てていると、旅行などで家をあけるときに“水やり”ができずに困ってしまうことも。ネット上では「急な旅行の予定が入って、家に帰ってきたら植物たちがカラカラになっててかわいそうだった…」「観葉植物の水やりが心配すぎて遠出する気になれない」といった声がよく上がっています。
7月19日放送の『くりぃむしちゅーのハナタカ! 優越館』(テレビ朝日系)では、数日間家をあけるときに使える保冷剤の活用法が登場しました。一般的な保冷剤の中に入っている「吸水性ポリマー」という物質は、水を吸収する力がとても強いのが特徴。ゼリー状の保冷剤を土の上にかけておくだけで乾燥を防げるため、数日間は植物に水をやらなくても問題ありません。
番組ではどれほどの効果があるのか確かめるため、実際に植物を用いて実験。水を与えず保冷剤もなしで3日間放置した鉢植えは、見るからに弱っていくことに。それに対して保冷剤を入れておいた鉢植えは、ずっと元気を保ったままでした。
観葉植物を大切に育てていくために
以前放送された『有吉ゼミ』(日本テレビ系)では、自宅で植物を育てる際に活用できるお手入れ方法が登場していました。大きな葉っぱの観葉植物は意外とホコリが溜まりやすいもの。そこで葉を傷つけずにホコリを落とすには、ヤギの毛100%でできた観葉植物専用の「リーフブラシ」を使うのが効果的です。さらに牛乳をやわらかい布に染み込ませて塗ることで、ツヤ出しや防虫作用が期待できるそう。
また癒しを与えてくれるはずの観葉植物が、思わぬ病気の原因になることも。昨年6月の『林修の今でしょ! 講座』(テレビ朝日系)では、観葉植物の土の部分に危険なカビが多く潜んでいるケースがあると紹介されていました。土の中のカビは観葉植物を通じて繁殖し、人の肺に入り込むと肺炎を引き起こすこともあるので注意が必要です。
カビの被害を防ぐためには、土のホコリが舞わないようにウッドチップを敷いておくのも1つの手。置く場所をこまめに移動させるだけでも効果があるので、試してみてはいかがでしょうか?
取材・文/牧野聡子