2018.06.24
2020.12.03
手に汗握る試合展開やまさかの失点などなど、毎日目が離せないサッカーワールドカップロシア大会。今夜は日本vsセネガル戦ですね! 初戦のコロンビア戦に続き、どんな試合運びになるのか大注目です。さて、前回に引き続き、日本代表選手の意外な素顔を紹介する記事第2弾は、長友選手、香川選手、岡崎選手にまつわる「へぇ~」なお話です。
ファンタスティックプレーだけじゃない! 長友選手は超絶コミュニケーション能力を持つ男!?
サイドバックとしてフィールドを縦横無尽に駆け回り、明るい笑顔と気さくな性格でムードメーカーとしてもチームを盛り上げる長友佑都選手。
Jリーグを経てイタリアのチェゼーナやインテルでプレイし、現在はトルコのガラタサライで活躍中の長友選手は、中学時代は荒れた生活を送り、高校時代の恩師との出会いで才能を開花させるも、大学時代は腰の故障で応援団の太鼓を叩いていたという、成功と挫折を繰り返してきた苦労人としても知られています。
そんな彼は、どのチームでも愛されるムードメーカーとして、サッカーの実力と共にその人柄が高く評価されています。といっても、川島選手のように語学力に特別すぐれているわけではありません。ただ、コミュニケーション能力が異様に高いのです。
そのコミュ力の高さを示す数々の伝説が、こちら!
- イタリアへ渡った直後、3つのあいさつしかしゃべれない状態でチームのパーティを盛り上げる。
- 芸人顔負けのおもしろさに、イタリアのお笑い界から好条件でオファーが来た。
- 長友さんの「おじぎ」「四股ふみ」など日本文化パフォーマンスがチームで流行。
- 言葉があまり通じないのにチームメイトとたがいの部屋に泊まり合うまで仲よくなり、相手の奥さんがやきもちでキレた。
- 遠征試合では、長友選手と相部屋になりたいチームメイトの間で取り合いが起こる。
- 気難しい性格で知られるチームメイトが、「ナガトモ」の名前を聞いた途端ニッコニコに。
- 結婚式には亀梨和也さんや山田涼介さんらジャニーズの面々やボクシングの亀田兄弟などそうそうたる著名人が出席。
ちなみに、ケガで応援要員をしていた大学時代、あまりに応援太鼓がうますぎて、鹿島アントラーズのサポーターチームからスカウトが来たという伝説も。何をやっても周囲を惹きつけるキャラクターなんですね!
香川選手は日本一●●が上手なサッカー選手!?
天才的な技術力と天真らんまんな笑顔で、日本代表のスター選手のひとり、香川真司選手。あの世界最高峰のクラブのひとつであるマンチェスターユナイテッドに、初の日本人選手として所属した伝説的な存在です。
その香川さんは、高校時代は土木科に在籍していた、サッカー選手としては異色の経歴の持ち主。香川選手のユナイテッド加入を知った元クラスメートは、「香川は日本代表でいちばん生コンの攪拌(※生コンクリートを混ぜ合わせること)がうまい選手だ」と語ったとか。
香川選手は天然キャラでも知られ、愛車のベンツを縁石にこすってしまったときも、がっかりすることなく「まあええわ」と鷹揚なひとこと。槙野智章選手と食事中に、突然ズボンを脱いで勝負パンツを見せ合うなど、とっぴな一面があるようです。
また、子どもからやさしい性格で知られ、近所の子を集めてサッカーを教えてあげていたという説も。その時教わっていた子どもの中に、元サッカー日本代表の永島昭浩さんの息子さんもいたそうで、子どもの頃から日本代表と縁があったのかも…?
香川選手の少年時代からの日本代表とのつながりは、それだけではありません。小学校1年生の時、阪神淡路大震災に遭遇した香川さんは、小学校の慰問に訪れた“キングカズ”こと三浦知良選手の姿に励まされ、また抽選でサイン入りカズバッグを引き当てたことが強烈な思い出に。プロのサッカー選手になることを決意します。
幼少時の思い出からか、香川選手自身も多忙の合間をぬって子どもサッカー教室を開催するなど、子どもたちへの啓もう活動を熱心に行っています。プライベートではうどんが大好きな“香川”選手、いずれ伝説に「香川県うどん大使に就任!」というエピソードが加わる日も近いかもしれません…。
【岡崎慎司】の都市伝説―パワフルなサムライの正体は「57歳」!?
ヨーロッパで“サムライ”と呼ばれ、「生涯ダイビングヘッド」という座右の銘どおり、時に身を投げ出してまでゴールを狙う姿が多くの人の心をつかむ岡崎慎司選手。明るいキャラクターでピッチ外でも人気者の岡崎さんですが、実は国際サッカー歴史統計連盟(IFFHS) による「世界得点ランキング」の2009年度版で、なんと世界ランキング1位を獲得(年間15ゴール)したレジェンド。
しかしこの岡崎選手、1986年4月16日生まれですが、実は年齢詐称ではないかという都市伝説があります。というのも2011年のアジアカップ決勝戦・オーストラリア戦のテレビ中継で、テロップのデータ表示がなぜか「57歳」に……。さらになぜか、あきらかな間違いと思われるにも関わらず、しばらくの間そのミステロップが表示され続けたため、その時の画像がネット上に出回るなどして疑惑を呼ぶことになりました。
さて、日本代表にまつわる都市伝説の1つに、「ワールドカップへの出場への決定打を放つ選手のイニシャルはO」というものがあります。
実際に、1998年フランス大会は岡野雅行選手、2006年ドイツ大会は大黒将志選手が、アジア最終予選でワールドカップ出場を決めるシュートを放っています。そして2010年南アフリカ大会へのパスポートを手に入れたシュートを決めたのが、岡崎選手でした。
しかし、2014年ブラジル大会は本田圭佑選手、2018年ロシア大会は浅野拓磨選手と井手口陽介選手がそれぞれ最終予選で決定的シュートを決めたため、この都市伝説は崩れることになりました。その分、ロシア大会の本番では岡崎選手の働きに期待したいところです。
ピッチ外でも濃い伝説を持つ日本代表の中でも、特に明るいキャラクターで人気の3選手。ワールドカップロシア大会でも、そのパワーでチームを引っ張ってください!
ライター:ぽにょこ
三度の飯より雑学やトリビアが好きなサブカル系ライター。日々、「人生の役には立たないがちょっと楽しくしてくれる」ネタを追い求めている。