第164回芥川賞を受賞した宇佐見りんさんの『推し、燃ゆ』(河出書房新社)。お気に入りの人やモノを意味する“推し”をテーマにした小説で、“異色の文芸作品”として話題に。そこで今回は、宇佐見さんが伝授する“現代社会の生き抜き方”に注目しましょう。