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LiSAを救ったメダリスト… 芥川賞作家が語る「推しは人生の背骨」の意味

ライフスタイル

2021.06.06

第164回芥川賞を受賞した宇佐見りんさんの『推し、燃ゆ』(河出書房新社)。お気に入りの人やモノを意味する“推し”をテーマにした小説で、“異色の文芸作品”として話題に。そこで今回は、宇佐見さんが伝授する“現代社会の生き抜き方”に注目しましょう。

そもそも“推し”ってなに?

3月放送の『世界一受けたい授業』(日本テレビ系)には宇佐見さんが出演し、“推しの大切さ”について解説してくれました。

 

そもそも“推し”とは「推しメン(推したいメンバー)」を略した言葉のこと。最も気に入っているアイドルや芸能人を応援する時に“推す”と使われることが多いようです。

 

同書に登場する主人公・あかりも男性アイドルを推している高校生で、小説内には「推しを推すことがあたしの生活の中心で絶対で、中心っていうか背骨かな」という一文が。勉強やアルバイトがままならないあかりは、推しに打ち込むことが生きがい。あかりにとって推しは“生きるうえでなくてはならないもの”として描写されています。趣味と認識されがちな“推し”ですが、人によっては“心の支え”になる大切な存在なのかもしれません。

“推し”に救われた人気歌手・LiSAさん

同番組によれば、『鬼滅の刃』(TOKYO MXほか)で話題になった歌手・LiSAさんも“推し”に救われた経験が。というのも7年前に開かれた自身の日本武道館ソロライブで、“声が出ない”というアクシデントが発生。それでも何とか歌いきったLiSAさんですが、自分を責めて1週間も泣いたそうです。

 

そんな時に見たのがソチ五輪に登場した元フィギュアスケート選手・浅田真央さんの演技。ショートプログラムで16位となり、大きく出遅れるもののフリーの演技では自己ベストの記録を更新しました。浅田さんの活躍を見たLiSAさんは、「私にもこんな未来があるかもしれない」と思ったとのこと。“推し”のおかげで、落ち込んだ気持ちを立て直しています。

 

最後に宇佐見さんは「推しというだけじゃなくて、それぞれ人生に“これがあるから生きていけるんだ!”っていうような仕事とか家族とか人生の背骨になるものに出会えるって幸せかなと思います」と語っていました。

推しの“恋人”になりたい人が多数!?

『推し、燃ゆ』を通じて“推しを推す”という生き方に注目しましたが、そもそもファンは推しとどのような関係になりたいと思っているのでしょうか?

 

株式会社サイバードが以前公開した“オタ女世論調査”では、回答者に「あなたは推しの何になりたい?」と質問。最も多かった答えが「恋人(22%)」で、「推しは素敵な人なので、付き合いたいなと自然に思ってしまいます。なので恋人一択」などの声も寄せられていました。

 

他には「友人(10%)」「母親(9%)」といった回答があがる中、「守護霊(8%)」というユニークな答えも。“守護霊”と答えた人からは「推しの災厄を消しながら、毎日を見守りたい」などのコメントが上がっています。人によって推しに対する想いは違うようですね。

 

心の支えになってくれる“推し”。心の拠り所が欲しいと思った時は、“推し”を見つけてみてはいかが?

文/河井奈津
参照/株式会社サイバード「あなたは推しの何になりたい? #オタ女世論調査」https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001824.000001661.html

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