最近、「詩」を読みましたか? はるか昔、学生時代に、教科書でしか読んだことない……そんな方も、多いかもしれません。けれど、あわただしい日々のなかにあるからこそ、一篇の詩に心が救われるもの。 たとえば、一時期インターネットで話題となった、ニュージーランドの子育て支援施設に貼られていたと言う作者不明の詩、「今日」(伊藤比呂美・訳)。 「今日、わたしはお皿を洗わなかった」ではじまる短い詩に、育児に疲れた保護者たちは、どんなに励まされたことでしょう。 詩は、時短になってくれるものでも、すぐに使える知識になるというものでもありません。でも、自分の気持ちに寄り添ってくれる詩がたったひとつでもあれば、きっと、あなたの生涯の支えとなってくれるでしょう。 そんな詩に、出会いに行ってみませんか?