パナソニックも大絶賛! Amazonが展開する「偽造品削除ツール」


他にも、Amazonは偽造品撲滅に役立つサービスを2種類展開しています。 まず取り上げるのは、「セルフサービスの偽造品削除ツール」。偽造品の疑いがある商品を見つけた場合、ブランドオーナーの権限でAmazonのサイト上から削除できるそう。消された商品のデータは「自動プロテクション機能」に反映されて、偽造品の検出精度がさらに向上します。

 

もう1つのサービスは、日本で2020年前半に提供開始を予定している「商品のシリアル化」。“シリアル化”とは、自社商品の製造および発送の過程で固有のコードを発行することです。Amazonはコードを元に1つひとつの商品の真偽を精査&確認。「商品のシリアル化」はオプションサービスですが、利用中のオーナーから高い評価を得ていました。

 

既に「Project Zero」の試験運用を実施した日本の企業も。導入したパナソニック株式会社は「セルフサービスの偽造品削除ツールは、使いやすく、また迅速な効果が期待できるので、大変満足」とコメントしています。

 

同プロジェクトは“招待制”ですが、今後は多くのブランドが登録できるように取り組んでいく予定。通販サイトから偽造品がなくなる日も近いかもしれません。