カフェイン中毒とは?


カフェイン中毒とは、カフェインを摂り過ぎてしまうことによって引き起こされる中毒のこと。

 

要因の1つに、「カフェイン耐性」というものがあります。これは、繰り返しカフェインを摂り続けることで、体がカフェインに反応しにくくなる状態のことです。

 

さらに多くのカフェインを摂りたくなってしまう、「カフェイン依存症」というものもあります。それら2つが同時に起きてしてしまうことによって、継続的かつ多量に、カフェインを摂り続けてしまうことになるのです。

 

1日に摂っても大丈夫なカフェインの量には、基準があります。もし、その基準の量を大きく超えた場合には、次のような症状が出る可能性があるのです。

 

【身体的な症状】

・胸痛 ・頻脈 ・嘔吐 ・頻尿 ・呼吸困難

 

【精神的な症状】

・落ち着きがなくなる ・感覚過敏になる ・興奮する ・不眠などがあります。

 

重要なのは、上記のような症状が見られ、本人がその症状に対し苦痛を感じているということ。さらに、その症状が原因で社会生活にも支障が出ている場合に、「カフェイン中毒」と診断されることです。

 

「カフェイン中毒」になった状態で、カフェイン摂取を止めようとしても、離脱症状が起きてしまいます。具体的な離脱症状としては、頭痛や眠気、便秘、うつ、神経過敏、不安などがあります。 近年多発していることから、農林水産省のサイトでも「

カフェインの過剰摂取について

」の注意喚起を行っています。