2019.06.22
子どもを連れての買い物はとても大変です。年齢が小さければ小さいほどいうことを聞いてくれず、ママの苦労も絶えません。
近所のスーパーに行くのさえ大変なのに、大型の商業施設だと、より大変なのは行く前から目に見えています。とはいえ、たまにはショッピングモールに出掛けて気分転換をしたり、買い物を楽しみたいですよね。
そこで今回は、子ども連れでショッピングモールに出掛ける際に気を付ける点や、効率よく回る方法についてご紹介します。
■キッズスペースを活用
ほとんどの大型ショッピングモールでは、子どもを遊ばせるためのキッズスペースを設けています。
子どもがある程度成長しているなら、少しの時間はキッズスペースで遊ばせておくことも可能です。
しかし、子どもは長時間放置しておくと、何をしでかすか分かりません。また、不審者がいないとも限りませんので、定期的に子どもを見に行くことも必要です。
子どもをキッズスペースで遊ばせるときは、絶対に知らない人に話しかけてもしゃべらないこと、付いていかないことなどを伝えておき、何かあったときは、「すぐに係りの人に助けを求める」よう、教えておきましょう。
パパも一緒に出掛ける場合は、パパに子どもたちを任せるのも良いでしょう。ママがいろんなお店巡りをしたいたいことを承知していれば、「できればゆっくりさせてあげたい」と考えるパパも多いので、キッズスペースで子どもを見守り役を担当してもらってはいかがでしょうか。
■お目当てのお店や商品は事前にチェック
大型ショッピングモールは店内も広いので、子どもを連れていろんなお店へ長時間に亘って連れまわすのは難しいものです。子どもが歩き疲れてぐずることも考えられますので、事前にどのお店を回るか決めておくと良いでしょう。
また、目的なくお店を見て回ると時間がかかってしまい、子どもも疲れてしまうので、できるだけ事前に何を購入したいか下調べをしておきましょう。お目当ての商品がある場合は、どのお店で販売しているかなどを確認しておくと良いでしょう。
また、お店を回るルートも調べておくと、さらに効率よく多くのお店を巡ることができます。家族で行く場合は各自がどのお店に行きたいかを話し合っておき、どういった順番で回るか決めておきましょう。
■子どもが行きたがる場所は避ける
お店を回るルートを決める際に気を付けたいのが、子どもが興味を持ちそうなお店の前を通らないようにすることです。
おもちゃ屋やゲームコーナーなどは子どもが行きたがるので、回るお店が多いときはおもちゃ屋などを含まないルートを探しておきましょう。
子どもは自分が興味のあるお店に立ち寄ると長居してしまうので、なるべく予定を後回しに組み込みます。
もし子どもが気づいてしまったときは、あと何軒のお店に寄ったらおもちゃ屋さんに行くよ。と説明しておくことで、子どもも待っていてくれます。
とはいえ、ゲームコーナーやおもちゃ屋に行くと長引きますので、そのあとにおやつやご飯の時間を設けておくと良いでしょう。
次に移動するといっても、なかなか子どもは聞き入れませんので、休憩がてらソフトクリームやジュースを食べに行こうと誘うと、すぐに移動してくれることもあります。
■出掛ける前に何を買うか子どもに伝えておく
子どもが買い物中に飽きてしまうのは、そこにいても何の目的も持てないからです。興味のない場所にな連れていかれ、じっと待っていろといわれると、大人でも時間が経つのが長く感じます。
買い物に出掛ける前に今日は何を買うのか、どういった目的でお店に行くのかなどを説明しておきましょう。
日用品や衣料品など、購入予定にしているものを伝えておき「もし忘れたら教えてね」と付け加えるだけで、子どもも一緒に買い物を楽しめます。
買い物する理由やそれが必要な理由なども一緒に伝えておくことで、さらに子どもも協力的になってくれることでしょう。
■買い物する際は子どもにミッションを与える
何を買い物するか教えていたら、ショッピングモールに行った際に一緒にお店を探したり、商品を探すことができます。
歯ブラシを購入するなら歯ブラシはどこにあるか探してもらったり、どっちを購入すべきか決めてもらうと、子どもも一緒に買い物を楽しめます。
子どもは何かミッションを与えると、それをクリアしようとやる気が湧いてきます。商品の場所を探し当てたときは「すごいね、どこにあったの?」などと誉めてあげると、買い物をつまらないと思わなくなるでしょう。
■マナーを教えておく
買い物に行った際に子どもが走り回ったり、大声を上げて困ったことはありませんか。また、商品を触ったり開けてしまうこともあるでしょう。
ショッピングモールに出掛ける前に、購入前に商品を開けたり触れたりするのはNGだということを、しっかりと教えておきましょう。また、走り回ったりすることもマナー違反なことを教えなくてはなりません。
頭ごなしに「ダメでしょ!」と怒るのではなく、自分が購入しようと思っていたものがぐちゃぐちゃになっていたらどう思うか、売り物にならないとお店の人が困ってしまうなど、きちんと細かく説明してあげましょう。
ショッピングモールは公園ではないので、走り回る場所ではないことも伝えなくてはなりません。年配の人も多いため、もしぶつかったら大けがにつながったり、買い物している商品を破損してしまうことも考えられます。
ゆっくり一つずつ丁寧に説明し、失敗したとしても何度も説明を繰り返せば、だんだんと理解するようになってくれます。
■まとめ
子どもを連れてショッピングモールに行く場合は、事前準備が大切です。お店の位置や購入するものを調べておくだけでも、かなり効率よく回ることができるでしょう。