海への散骨に興味津々な人も!?


世の中には他にも様々な終活スタイルが存在します。一風変わった終活の中でも、特に目を引いたのは「海への散骨」。では実際どれくらい浸透しているのか、「自身の葬儀・お墓問題に関しての意識調査」(ハワイ散骨代行の『リセア』調べ)の結果を見ていきましょう。

 

まず「『海外海洋散骨』を知っていますか?」と質問。その結果、認知率は57.6%にも及んでいることがわかりました。続いて“海外海洋散骨に対してどう思うか”を調べると、「興味がある」という人は23.2%。また「興味はないが、故人の希望であれば問題ない」との回答は53.6%を占め、「興味はなく故人が希望しても反対する」は21.6%にものぼりました。その他の回答として、「興味はあるが、そこで生活している人のことを考えると賛成できない」といった心配の声も。

 

同調査では続いて「自身の葬儀・お墓問題に関して、何を最も優先的に考えますか?」と投げかけています。1番多くあげられたのは「費用」で39.3%、次いで「家族」が32.0%という結果に。中には「場所」「伝統・文化」と答える人も見られました。多様化していく「終活」ですが、子孫のことも考えて慎重に決めたいものですね。

 

文/内田裕子