2018.05.14
女性を中心に度々話題にのぼる“SNS映え”を意識したスイーツ。日本ではソフトクリームやパフェなどが流行りましたが、中国では一風変わった“汚れるパン”が大ブームを起こしているそうです。
汚れるパンって!?
最近中国で大流行している“汚れるパン”。名前だけを聞いてイメージしてみると、「パンが汚れてるの?」「汚れって聞くだけでまずそう…」とあまりよくない憶測をしてしまいますよね。中国語で“髒髒包”、簡体字では“脏脏包”と表記する汚れるパン。「髒」「脏」は「汚い」という意味で、“ザンザンバオ”と発音します。
「汚い」といっても、パンそのものが汚いわけではありません。汚れるパンと呼ばれる理由は、パンに振りかけられた大量のチョコレートソースとココアパウダー。食べると手や口周りが汚れるのを避けられないため、このような名称になったようです。
中国では、食べている姿を写真に撮りインスタグラムなどのSNSに投稿するのが大流行。実際に投稿された写真を見てみると、見た目はチョコとココアでおおわれたクロワッサンのよう。豪快に手で持って食べ、手も顔も真っ黒に汚しながらも楽しそうに笑っている姿がたくさん見られました。
ネット上では、「中国で流行ってる脏脏包食べてみたい」「普通においしそう」といった興味を示す声が。実際に中国で食べた人からは「念願の脏脏包食べたけど味もばっちりだった!」と好評の声が上がっています。
日本でもじわじわと注目を集めている汚れるパンですが、まだ日本には未上陸。上海や台湾では売り切れや大行列が続出している人気店もあるようなので、旅行へ行く機会があればぜひ立ち寄ってみては?
パフェみたいなたい焼きも!?
汚れるパン以外にも、中国ではさまざまなスイーツがSNSを中心に大流行しています。今年2月にTwitterで話題になったのが、台湾で流行中の“たい焼き”。日本でおなじみのたい焼きとは少し違い、中身はなんとパフェ。大きく開かれたたい焼きの口からクリームやフルーツが飛び出しており、強烈なインパクトが注目を集めました。
ネット上では「たいがパフェを丸飲みしてる…」「たいの顔があほっぽくてかわいい(笑)」といった声が。パフェのようなたい焼きは日本でも販売されているので、気になる人はぜひ食べてみてくださいね。
ネット上で高い人気を誇る中国のスイーツ。SNSなどでは自宅でアレンジして再現する人も見られたので、参考にしてみるのも楽しそうですね。
画像協力/大胡田 真隆(ゴダラボ)