おいしいぶどうはココを見ろ!
4つのポイントをおさえれば、甘くておいしいぶどうを見極めることができます。
1.粒が揃っていて、実にハリがあるものを選ぶ
粒が揃っているのは、農家さんが丁寧に手入れをしていた証拠。手がかけられている分、甘いぶどうに出会える可能性が高くなります。 ぶどうは時間が経つとだんだん皮にハリがなくなってきます。つまり、ハリがあるものは新鮮ということなので、選ぶときはじっと表面を観察してみましょう。
2.粒同士が密集していないものを選ぶ
みっしり粒が詰まっているブドウの方が食べごたえがあり、おいしそうに見えますよね。ところが、粒が密集しているち日光が十分に当たっていない実が出てくるので、おいしさにムラができます。 1粒1粒に日光が当たっているものは甘くておいしいので、密集しすぎていないぶどうを選ぶのが大切です。
3.果軸が緑色のものを選ぶ
害虫に侵されたぶどうは果軸に薄い模様があり、時間が経つと茶色く変色してきます。こうなると、味が落ち、傷むのも早くなります。 こういったぶどうは避けたほうが無難でしょう。
ぶどうは房の上の方が1番甘く、下になるにつれて甘さが減っていくので、試食をするなら下の方を試食しましょう。上の方を試食し、甘いと思って買ってしまうと甘いのは上だけだった…ということになってしまうかもしれません。
家で食べる時も下から上に向かって食べていくと甘みが強くなっていくので、途中で甘みがなくなることがなく食べられます。
4.ぶどうについている白い粉も判断基準
ブドウに白い粉がついているものを見たことがある人もいるのではないでしょうか。これはホコリや農薬などではなく「ブルーム」という名称がついていて、こちらもおいしいブドウについているものなのです。
ちなみに、この「ブルーム」はブドウの乾燥や病気を防ぎ、鮮度を保つための役割をしてくれています。
ぶどう狩りでおいしいぶどうと出会うコツ
秋のレジャーとして人気のぶどう狩り。お店に並んでいるぶどうとは少し選び方が変わってきます。
色の濃淡に注目
色が濃い方が甘い、というイメージがないでしょうか?色の濃い品種については、色の濃いぶどうを選んで間違いはありません。しかし、薄い品種ならば薄い色のぶどうを選びましょう。
黒っぽい品種のものならできるだけ黒いものを、黄緑っぽい品種のものなら黄色に近いものの方がおいしいことが多いです。
粒が小さいものを選ぶ
粒が大きいブドウより小さいブドウの方がギュッと糖度が詰まっていて、甘みが強いはずです。
茎が太い物を見極める
茎が太さは健康な証拠。しっかりとした茎のぶどうを探してみてください。
先端の実まで濃く色づいているかチェック
ブドウは房の根本から熟してくるので、先端まで色が濃いものを選びましょう。完熟していて、どの粒も甘いはず。