■チェー

ベトナム風のぜんざいのことをチェーと呼びますが、ベトナムでも伝統的なスイーツとして知られています。 チェー自体はスイーツ全般のことを意味しますが、ベトナムでチェーといえば、ベトナム風ぜんざいを指すことが多いようです。 豆や芋を甘く煮たものに、寒天やタピオカ、ゼリーや果物などをトッピングし、シロップを合わせて食べます。ヨーグルトやココナッツミルクなど自分の好きな味を選び、ホットかコールドのどちらかを決めることもできます。 見た目はとても甘そうなスイーツですが、食べてみるとさっぱりしているため、若い女性だけでなく幅広い年齢層の人に愛されているスイーツです。


■ベトナムコーヒー

意外ですがベトナムはコーヒー豆の栽培が盛んで、世界で2番目のコーヒー大国です。そのためか、国の至るところにカフェがオープンしており、コーヒーを楽しむベトナムの人たちを多く見かけます。 ベトナムのコーヒーといえば、練乳をカップに入れたベトナム式コーヒーが有名です。濃いめに淹れたコーヒーに少しずつ練乳を混ぜて、好みの甘さにして飲みます。 ベトナムではブラックを注文してもなぜか甘い味のコーヒーが出てきますので、最初は驚く人も多いようです。


■ベトナムフレンチ

ベトナムはフランスの植民地だったので、食文化にも多くの影響を受けました。ベトナムでは今でもお茶やコーヒーを楽しむカフェの文化が根付いていたり、バインミーのようなサンドイッチなど、日常的にフランスの食文化が溶け込んでいます。 フランス料理も同じようにベトナムで浸透しましたが、独自の進化を遂げ、現在ではベトナムフレンチと呼ばれています。 ベトナムフレンチの特徴は一見するとフランス料理なのに、食べてみるとベトナムの風味が漂うのが特徴です。見た目とのギャップの違いに驚くかもしれませんが、一度食べるとやみつきになる人も多いようです。


■まとめ

ベトナム料理をいくつか紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。 最近では東京都内だけでなく、全国各地にベトナム料理店ができていますので、気になるメニューがあった人はお店に行って実際に試してみてくださいね。