2018.12.17
お出かけ情報サイト「いこーよ」が、12歳以下の子どもがいる保護者を対象に「クリスマスプレゼントに関するアンケート」を実施。“子どもがサンタクロースを信じなくなる年齢”や“子どもにプレゼントをあげなくなる年齢”などが明らかになりました。
子どもがサンタを信じなくなるのは「8歳」頃から!?
12月といえばクリスマス。どんなプレゼントをお願いしているかで、子どもの成長を感じる人が多いかもしれません。今回のアンケートでは、“子育て世代のクリスマス”にまつわる実態が明らかになっています。
まず「お子さんはサンタクロースを信じていますか?」と質問。その結果、「信じていると思う」との回答が多かったのは「4~7歳」に。しかし、8歳以降から急に「信じていないと思う」や「サンタはいないと教えた」という回答が増加。12歳の子どもがいる保護者は69%が「信じていないと思う」と回答していました。
続いて「お子さんにプレゼントをあげているか?」を聞いたところ、「あげている」との回答が全年代で50%以上に。しかし、10歳以降から「子どもが小さいときはあげていたが、今はあげていない」という率が増加。12歳では33%が「今はあげていない」と回答しています。
次に「子どもに欲しいものを聞く方法」を調査。一番回答が多かったのは、「『サンタに何をお願いするの?』とさりげなく聞く」の57%でした。ほかにも「買い物時やCMなどを見ている時に様子をさりげなく観察する」(37%)、「サンタに手紙を書かせる」(35%)といった方法を使う人もいるようです。
希望のプレゼントを贈れなかったときは“サンタのせい”に?
肝心な「プレゼントの渡し方」については、「子どもが寝てから、子どもの枕元や部屋などに置いておく」が61%で1位に。次いで「子どもが寝てからクリスマスツリーの下に置いておく」(21%)、「直接手渡しする」(12%)、「玄関や子ども部屋などに置き、子どもに見に行かせる」(10%)という回答が続きました。
最後に「子どもにあげたプレゼントが、希望のものと違ったことがあるか?」を調査。「子どもの希望と違ったことがある」との回答は年齢が上がるにつれて増えていき、9歳からは20%を超える結果に。
自由回答で「希望と違ってしまった際にどのように切り抜けたか?」を聞いたところ、多かったのは「うっかりサンタさんだね」「サンタさんは忙しいから間違えたんだよ」「サンタさんもおじいちゃんだから間違えちゃうこともあるよね」といった“サンタのせいにする”ケース。
また、「自分のためになるものだから、ありがたいと思うようにと言う」「(無理やり)サンタさんにありがとうっていいなさいと伝える」「モノの価値観や何のためにプレゼントが必要なのかを伝え、小さなものでも大切にする心を養うようにしている」などの回答も。説教を交えて、なんとか切り抜けようとする人もいるようですね。
■調査概要
実施方法:「いこーよ」サイト上で実施
回答者プロフィール:12歳以下の子どもを持つ保護者
実施期間:2018年10月1日~2018年11月5日
有効回答数:958名
※子どもとお出かけ情報サイト「いこーよ」調べ
文/原田美咲