2017.09.19

超レア体験!“真夜中のピクニック船”に乗船してきました♪

【この記事は、CHANTOママライターによるウェブ限定記事です】

                       

ライター名:外山ちえ子

 

何気なく手にしたパンフレットのキャッチコピーに惹かれて…

筆者は、今年3月に参加した東京湾のレストランシップ「シンフォニー」のイベント「大航海クルーズ」に参加して、初クルーズですっかり船旅の魅力に開眼してしまいました…。

その後、いろいろとクルーズ情報をリサーチしていたのですが、届いたパンフレットを開くと、「真夜中のピクニック船」という謎のキャッチコピーが目に飛び込んできました。「何だーそりゃ~??」とじっくり内容を読んでみると、白くて優雅な客船『モデルナ』を“走る海上ピクニック広場”に変身させて、オールナイトクルージングを楽しもう!という、かなり珍しいイベントではありませんか!時期もちょうどお盆休みの中間で、家族全員参加できる素晴らしい設定。これはもう乗るしかない!と、申し込み開始日に速攻で家族全員の予約を入れました。そんなオールナイトクルーズの全貌をご紹介させて頂きたいと思います。

 

オールナイトクルーズ「真夜中のピクニック船」の概要

今回のこちらのイベント「真夜中のピクニック船」のプラン概要は、以下の通りです。

  • 23:00 日の出ふ頭集合、乗船手続き
  • 23:50 乗船開始
  • 24:05 出航セレモニー@オープンデッキ
  • 24:10 出航
  • 1:00 真夜中のギターコンサート@オープンデッキ
  • 2:00 星のお話会@船内
  • 4:30 モーニングヨガレッスン@トップデッキ
  • 5:00 朝食
  • 6:10 着岸

参加料金は、大人9,000円、子供7,200円でした。このプラン料金は船上イベント参加料込で、写真の特製ピクニックセット(保冷バッグに夜食のお弁当、お茶、お菓子セット入り)と朝食がついています。筆者個人的には、この内容でこの料金はお得な感じがしますね。

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乗船する船は、大型客船『シンフォニー モデルナ』でした。

通常定員600名の客船ですが、「真夜中のピクニック船」イベントでは乗客は約120名でしたから、かなり船内がゆったり利用できる贅沢なクルーズという事になります。

今のところ、このオールナイトクルーズのイベントは毎年夏の一晩だけ行われているそうです。見逃さず参加出来てラッキーでした♪

 

いよいよ出港! ナイトクルーズへ

イベント当日、集合時間が11:00という事でしたので、早めの10:30頃に日の出ふ頭に到着。既に大勢の乗客が集まっていましたが、深夜のイベントですから年齢層高めの大人のグループが多かった印象です。

日中と夜では全く東京湾の雰囲気もガラリと変わり、ライトアップされた客船はロマンチックな雰囲気。早速息子にクルーの衣装を着せて(笑)ライトアップされた客船と記念撮影をしました。

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待合所には、今回レアなイベント内容の為かテレビ局のカメラが入っていました。レポーターの方が待合室の方たちにインタビューをしていまして、ちょっと普段とは違った雰囲気でした。(しかし筆者は乗船前に息子を少し寝かせようと色々試みていたので、あまり周りに注意は払ってはいませんでした…。)

乗船前にいろいろな挨拶が続き、いよいよ乗船!

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せっかく寝ていた息子を起こすのもかわいそうでしたが、やはりこの東京湾の夜景と満点の星空は是非息子にも見てほしい!がんばれ息子!と揺り起こし、寝ぼけている息子を父母で支える様に乗船しました。しかし息子、乗船したとたんに目が覚め元気爆発! さっそく船内をちょろちょろ動き始めました。

 

ピクニック広場と化した客船『モデルナ』にびっくり!

船内を見て筆者一家はびっくり仰天! 船内がほぼキャンプ場です!さすがアウトドアメーカーの重鎮・コールマンが協賛しただけあり、ありとあらゆる種類のテントが用意され、その他にランタン等のキャンプ用具もディスプレイされていて、雰囲気抜群でした! また、オープンデッキやトップデッキにはアウトドアチェアやレジャーシート等も用意されていて、文字通りデッキの上で横になれるセッティングになっていました。まさしく客船モデルナは「海上のピクニック広場」でした。

さっそく筆者一家も仮眠をするテントを探し、中くらいの大きさのテントを拝借することに。

テントで仮眠をするのが初めての息子も興奮状態で、テントに入った途端大の字でゴロゴロしていました…。仮眠テントが決まったら、出航セレモニーが行われるオープンデッキへすぐ移動しました。出航セレモニーは銅鑼を鳴らして出航となるのですが、今回はなんと!小学生くらいの女の子が即立候補して銅鑼を鳴らすお役目を果たし、客船モデルナは夜中の東京湾へと出航しました。

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オールナイトクルーズは驚きと感動、ワクワクの連続!

私が今回楽しみにしていたのが「夜景撮影および夜明けの撮影」です。海上から見る夜景と朝焼けは写真好きなら撮りたいモチーフですので、まずは出航直後の東京湾の夜景を撮影しつつ、存分に鑑賞しました。お盆休み期間はぐずついた空模様が続いていたので天候が心配でしたが、出航後の空は徐々に雲から夜空が覗き始めていたので安心して家族とデッキで過ごしました。

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さて、船上から見る光景ですが、出航直後はキラキラと宝石箱の様に美しい夜景ですが、進むにつれコンテナ船に貨物が積載されている姿がオレンジ色の光の中に浮かんでいる場面や、更に川崎方面へ進んでいくと、工業エリアから煙が上がっている場面が見えたりと、同じ海上から見る夜景でも全く違った場面を見ることが出来て興味深かったです。航路に沿って水平線に光の線が点描の様に続き、これが全く途切れない。なんだか飛行場の滑走路を彷彿させるような不思議な光景でした。

 

ライブやプラネタリウム…船内イベントは大盛り上がり!

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船内ではさまざまなイベントが開催され、飽きるヒマがありません。1:00からオープンデッキにてギターコンサートが開催されました。コンサート奏者のJAZZAMENCOのお二人の演奏は、フラメンコ音楽にジャズをミックスさせた独特のスタイルの旋律で、観客を大いに沸かせていました。乗客の皆様もすっかりくつろいで、アルコール片手に演奏に聞き入る方も徐々に増えていきました。(有料ですが、船内のバーラウンジでアルコールやソフトドリンクの提供も行われていました。)

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2:00には、船内にてプラネタリウムソフト「SUPER STAR」の開発者の谷藤賢一先生による「星のお話会」が行われました。こちらの谷藤先生の語りが軽妙で、プロジェクターで図や写真を投影しながら天体について面白可笑しくレクチャーして頂いたので、筆者家族はじめ乗客の皆様は笑いながら和やかなひとときを過ごしました。

お話会の後は、この時期ならではのお楽しみである「ペルセウス流星群」の観測レクチャーがオープンデッキで行われました。ちょうどこのクルーズ日前後は一番ペルセウス流星群が観測しやすい日程だという事でしたので、乗客の大半の方がデッキにレジャーシートを敷いてごろりとあお向けになって星空を眺めていました。幸い、筆者家族は2つの流星を肉眼で見ることに成功しました!見えたのはあっという間でしたが綺麗でしたよ♪しかし…一瞬の出来事で願い事をする暇がなかったですね(笑)。

 

翌朝は、夜明けの海をバッグにヨガ体験からスタート

流星観測の後は仮眠タイムです。筆者家族もテントで朝の5時前まで仮眠をしました…が、私は結局夜景ウォッチングに夢中で、仮眠はそんなにしませんでした…ほぼ徹夜に近い状態でした。

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そして、朝の4:30からはトップデッキでモーニングヨガができるということで、とりあえずトップデッキに行ってみましたが、そこは既にヨガ参加希望者で満杯状態でした。ですので、私は後方で見学のみに。

ちょうどモーニングヨガの始まったころに夜が明け始め、ヨガに参加している方達は、朝焼けの中本当に楽しそうでした。ここでは圧倒的に女性の参加率が高かったですね。心配していた天気も何とかこの時点では空に晴れ間がのぞいていたので、日の出が見られる期待が高まりました!

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5:00から朝食提供が始まりますが、この辺りで日の出が始まりそうなので、「絶対に日の出の時は起こして!」と息子に言われていた筆者は、急ぎ息子と主人をテントに行って二人を起こし、朝食会場へ移動しました。朝食はホットコーヒーとクロワッサンでしたが、日の出を見ながら飲むコーヒーは最高でした!!クロワッサンのバターの香りもいい感じ♪ この朝食時間中に、息子は念願の日の出を見ることが出来ました…が、見届けたのち、クロワッサンをかじりながらこっくりと居眠りを始めたので、とりあえず着岸まで寝かせようと慌ててテントへ連れて行きました。

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息子を寝かせた後は、デッキを走りまわって朝の東京湾の写真撮影です。めったに見る機会が無い、海上から見る朝の東京湾岸は夜とは違った美しさがあり、朝日が高く上るのが惜しい!と思ったほど素敵でした。

6:10に無事客船モデルナは日の出ふ頭に着岸し、オールナイトクルーズは終了です。乗船した6時間はあっという間で、夢のような一夜でした。(しかし、その後下船の為起こした息子が寝不足で機嫌が悪く、日の出ふ頭から最寄り駅までの道のりが妙に長く感じられて一気に現実に引き戻されたのでありました…。)

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子連れオールナイトクルーズの感想と反省

今回の反省点は、やはり「オールナイトクルーズは小学一年生の息子にはきつかったな」という部分です。本人は「流れ星と日の出が見えて楽しかった」とは言っていましたが、下船後自宅まで移動するのが眠くて辛そうでしたので、個人的には子供連れで参加するなら小学校高学年以上のお子様のいる親子ならあまりお子様に負担がないかなと思いました。あとは前日たっぷり昼寝をさせたり(実際はクルーズに行ける興奮で息子は昼寝してくれなかったのですが…)、下船後一時的にどこかで仮眠を取れる場所を確保しておいたりすると、子供の負担が軽減出来たかなと反省です。

ですが、今回のような船上ピクニックだと、「虫が苦手なので屋外のキャンプは苦手(まさに筆者がそれ)」という方でも気軽にキャンプ気分を味わえるので、新しいアウトドアレジャーの在り方として大いに支持したいところです。星空観測も「山に行かなくとも海上で出来る」という事も新たな発見でしたので、是非今後もこういった船上イベントが増えてくれれば嬉しいですね。

 

どんどん進化するクルーズイベントに注目!

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今回のイベントに参加する前、郵送して頂いたパンフレットを端から端まで読みましたが、夏休み限定企画でサンリオキャラクターとコラボしたクルーズプランがあったり、花火大会をクルーズしながら鑑賞するプランがあったりと、用途に合わせて色々な楽しみ方が出来るパッケージプランが何通りか紹介されていました。特別な印象だった「クルーズ」が身近に、かつ万人が参加しやすいレジャーになってきた感じがしますね。次はどんな面白い企画が飛び出すのかと、今後もクルーズプランから目が離せません!

今回、航海中にこの「真夜中のピクニック船」を企画した株式会社シーライン東京の女性広報の方と偶然お話する機会が持てたのですが「結構企画が当たるかどうかはドキドキしますよ。今回もドキドキしました!」と笑顔で話していたのが印象的でした。そう、クルーズの別の醍醐味として、クルーズ中は面識の無い方とも気軽にお話できる雰囲気もありますね。船内という特別な空間を長時間共有している分、親近感が産まれやすいのかもしれませんね。そういう船旅特有の雰囲気の中で、隣り合った方に気軽に話しかけてみると意外な人脈が広がるかもしれませんね!

ちゃんと 編集部

働くママ向けのメディア『CHANTO』の編集部。月刊誌『CHANTO』で掲載された記事や編集部が独自に取材した記事をご紹介します。