「リセールバリュー優先派」は「駅からの距離」を重視


次に「“自分のライフスタイル”と“リセールバリュー(売却時の価格)”、自宅を購入する場所はどちらを優先させるか?」と質問しました。すると「ライフスタイル優先」の人が、66.7%で過半数を獲得しています。

 

住宅の購入理由は結婚・出産・子どもが大きくなったからなど、比較的ポジティブな要因が多いもの。もしかしたら家の購入を検討している段階では、売却する時の価格を想像しないのが一般的なのかもしれません。

 

そこで「ライフスタイル優先派」と「リセールバリュー優先派」で分けて、駅からの許容徒歩分数を分析。「徒歩10分まで許容する」と回答した人の内、「ライフスタイル優先派」は45%、「リセールバリュー優先派」は57%という結果に。 一方「ライフスタイル優先派」は、「10分以上の距離を許容する」人が55%。また「バス便も許容している」のは「リセールバリュー優先派」が6%なのに対し、「ライフスタイル優先派」は14%になっています。

 

住宅購入は「大きな買い物」。 ライフスタイルを優先して選ぶのか、いずれ手ばなすことを予想して売却価値を優先して選ぶのか、いろいろな角度から検討したいですね。

 

■調査概要


調査期間:2019年6月7日~6月11日


調査方法:インターネットによる調査


調査対象:物件提案ロボ利用者


回答者数:621名

 

文/原田美咲