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旅行前に子どもが熱を出したら…強行する?キャンセル料はどうなるの?

ライフスタイル

2018.11.22

education201811

楽しみにしていた家族旅行。でも、小さい子は出発前に運悪く熱を出してしまうことがあります。熱はいったん下がったものの、旅の疲れでまた旅行中にぶり返したら…と思うと、キャンセルしようかと迷ってしまいますよね。

旅先では医療機関の状況が分からないこともあり不安。

かといって、日頃、一日で熱が下がってケロッとしているタイプのお子さんもいるので、高いキャンセル料のことを考えると強行してしまおうか…と悩むママもいると思います。

今回は、迷った時みんなはどうしていたのかをインタビュー。キャンセルする時や病み上がりで旅行に出発する時に気をつけるべきポイントも挙げてみました。

 

熱は下がったけど…「旅行キャンセルしました」


まずは、「迷わずキャンセルした」「かなり悩んだけど取りやめにした」というママの体験談です。

 

キャンセルした理由は?

Tさん(34歳・3歳の男の子と10か月の女の子のママ)は、この夏休み、お盆の旅行をキャンセルしたそうです。

「旅行の2日前、下の子が微熱と保育園から連絡がありました。午後には熱も下がり、軽い夏風邪のようでしたが、お盆休みの旅行はその時点で夫と話し合いキャンセルしました」

というのも、Tさんの長男が赤ちゃんの頃、微熱が下がったばかりで旅行を強行し、旅先で悪化したことがあったからだそうです。

「長男はその時1歳過ぎだったのですが、なかなか予約が取れないホテルで夫婦とも楽しみにしていたので、熱も下がったし…と連れて行ったんです。ところが夕方から39度近い熱が出てしまい、そのまま入院・点滴と、本当にかわいそうなことをしました。また同じような目に遭わせたくないので。早く決断した方が、キャンセル料も安くて済みますし」

 

Nさん(28歳)は、2歳の男の子のママ。

「週末に温泉と遊園地旅行を予定していましたが、水曜の夜に38度の熱が。木曜は保育園を休み、金曜の朝にはすっかり元気でしたが、旅行はキャンセルしました。かなり迷いましたが…もし強行しても、抵抗力も落ちているだろうし、疲れでまた月曜日に熱が出て休むことになったらと思うと。木曜も休んでしまったので、それ以上私も夫も仕事を休めなかったんです。息子もまだ2歳で、旅行の意味がわかって心待ちにしている!というところまで行かなかったので、また体調万全の時に出直そうと思います」

 

3世代旅行など予定を合わせるのが大変な場合や、冠婚葬祭を兼ねた旅行では延期が難しいこともありますが、親子だけで1泊2日という場合などは、割り切って子どもの体調のいい時に出直した方が安心して楽しめそうですね。

 

旅行のキャンセル料と、キャンセル時に注意するべきこと


キャンセル料が大きく変わるのは、「当日朝」→「開始後」!

旅行前日の夜や当日に子どもが熱を出してしまったら、もちろん旅行はキャンセルすることになりますが、その場合は旅行会社への連絡タイミングにも注意しましょう。

 

旅行会社を通じて申し込む国内パッケージツアーの場合、国土交通省の定める「標準旅行業約款」で共通のキャンセル料が決まっており、キャンセル料が発生する時期は以下のようになっています。

(※分かりやすくするため簡略化しています。厳密な日数等は旅行会社からの案内で確認してください)

  • 3週間前…20%
  • 1週間前…旅行代金の30%
  • 前日…40%
  • 当日…50%
  • 旅行開始後または無連絡不参加…100%

 

ここで注意するのは、当日朝のうちにキャンセルするのと、出発時間を過ぎてキャンセルするのとでは50%→100%と大きくキャンセル料が変わってしまうことです。

 

前日の夜に熱が出て、バタバタして連絡ができなかったとしても、当日の朝とでは10%しか変わりませんが、出発時刻を過ぎてしまうと旅行代金は全額戻ってこなくなります。 

お子さんの看病や受診などで慌ただしい中で大変ですが、必ず出発時刻までに連絡を入れるようにしましょう。

 

旅館・ホテルを直接予約した時は

旅館やホテルに直接予約した場合は、空き部屋の状況によってはキャンセル料を無料にしてくれたり、無料で延期させてくれたりする場合もあります。

数日前から体調が悪く、でも、もしかしたら行けるかも…という場合でも、早めに電話などで事情を伝えて相談してみると、先方も調整しやすく迷惑が少なくて済みます。

 

高額な旅行にはキャンセル補償保険もある

子どもの体調が一番とはいえ、海外旅行など数十万円の旅行を当日キャンセルするのは金銭的には辛いものがありますよね。 

心配な場合は、病気やケガで旅行に行けなくなった時に補償してくれる保険もあります。

 

ただし、保険の内容により「3日以上入院した時に限る」「インフルエンザや水ぼうそうなどの伝染性疾患は対象外」などの条件や、「旅行申し込み(代金支払い)後5日以内の加入が必要」「出発1週間前を過ぎると加入できない」などの制限があります。

旅行直前で、「熱が出そうだから保険に入っておこう」ということはできないので、旅行を予約する時点で検討しておきましょう。

 

出発前に熱が下がり…「迷ったけど行きました」


続いては「出発前には回復していたので出発した」というママの体験談。病み上がりの旅行で特に気をつけていたことも聞いてみました。

 

「出発しよう」判断の決め手は?

Sさん(32歳・5歳・3歳・1歳のママ)は、数回の旅行キャンセルの末、やっと実行できたと話してくれました。

「実は、それまで何回か、旅行や日帰りのお出かけをキャンセルしているんです。まだ下の子たちが小さいのでよく熱を出してしまい…、お兄ちゃんもガマンしてくれていますが、今回も1歳の子が旅行の前の週に発熱。続いてまん中の子が数日前に熱を出しましたが、二人とも1日で下がりました。上の子にうつったら…と心配だったのですが、5歳で抵抗力もついてきたのか、前日になっても元気だったので、今回こそ!と出発しました。子どもたちが以前から楽しみにしていた施設に行けて、さいわい誰も体調を崩さず無事に帰ってこれてホッとしています」

 

きょうだいが多い家庭では、一人が体調を崩した場合、両親のどちらかが元気な子たちを連れて出発し、もう一人は具合の悪い子とお留守番したというパターンも意外と多いようです。 

また、「キャンセルになった時にがっかりしないよう、前日や当日まで旅行に行くことは子どもたちに教えません!(笑)」というママもいました。

 

病み上がりの子連れ旅行、こんなことに注意


前日には子どももすっかりいつも通り元気に過ごし、当日も健康状態には問題がなさそう…ということで出発したものの、日頃と違う環境で興奮したり、長時間の移動による疲れから、やはり病気がぶり返してしまう可能性もあります。 

病み上がりの子に限らず、子連れ旅行では次のようなことに気をつけておきたいですね。

 

旅先で医療機関を受診できるように準備しておく

まず、旅館や途中の観光地周辺の医療機関・小児科の場所と電話番号・診察時間・休診日などををリストにしておきましょう。Googleマップなどに登録しておくほか、万が一のバッテリー切れや電波状況が悪い時に備え、メモにまとめておくとより安心です。 

居住地の小児医療証(通称:マル福)は、旅先では使えません。あとから申請すると差額は返還されますが、その場では3割負担となります。小さい個人病院ではクレジットカードが使えないこともあるので、現金も用意しておきましょう。

 

着替えは多めに

多くのママは、子どもの着替えは常に多めに持ち歩いているとは思いますが、病み上がりで抗生剤を飲んだ場合、お腹がゆるくなりがちなので、おむつや下着類も多めに持っていく方が安心。

また、体温調節ができるよう、はおりものや薄い毛布などもあった方が良いですね。

 

ゆとりあるスケジュール

子連れ旅行では時間の余裕をみておくのは鉄則ですが、特に体調に不安がある場合、事前にこことここを回ろうと決めていた場合でも、1つ減らしてみるくらいのスケジュールでちょうど良いかもしれません。

まとめ


明らかに具合が悪い時はともかく、回復してきた時の旅行に行く・行かないの判断は、正解がないだけに迷ってしまいますね。

「子どもが小さいうちは想定済みのことと考え、行けたらラッキーくらいに思っています」という人や、

「当日予約できるサイトを利用して、体調がよければ身軽に出発します!」という人も。

いずれにしても、お子さんの体調が最優先。家族でよく話し合って、くれぐれも無理のないように判断してくださいね。

 

文/高谷みえこ

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