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女性達の心強い味方!NWECを利用しよう!

ライフスタイル

2018.10.29

国立女性教育会館=NWEC(ヌエック)とは?

皆様は、独立行政法人国立女性教育会館、通称“NWEC(ヌエック)”をご存知でしょうか?

NWECは、女性教育指導者その他の女性教育関係者に対する研修、女性教育に関する専門的な調査及び研究等を行うことにより、女性教育の振興を図り、男女共同参画社会の形成に資することを目的に昭和52年に設立された、女性教育に関するナショナルセンターです。

私はNWECについて、転職前の都市勤め時代は全く知りませんでした。しかし、地元に転職したのち、昨年仕事で「NWECのフォーラムに参加して男女共同参画推進に関する情報を集めてくるように」というミッションを与えられ、初めてNWECの存在を知りました。

そして実際NWECを訪れて、「なぜ私は今までこんな素晴らしい施設の事を知らなかったのか!!」と衝撃を受け、「この施設の存在を、もっと広く世の女性に知ってもらいたい!」と思いました。

昨年のフォーラムでは自分の業務に関連する情報のみを慌ただしく収集したあと速やかに撤退したので、もの足りなさが残りました。そんな訳で今回はプライベート(取材)で、NWECのフォーラムに泊りがけで参加させて頂き、興味のあるワークショップへの参加や展示をゆっくり拝見させて頂きました。

国内外の女性達の心強い味方である、NWECの魅力について今回はお伝えしたいと思います。

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※写真:「NWEC本館外観」、「講堂エントランス外観」

 

NWEC主催のフォーラム・研修等は質が高い

NWECでは毎年“男女共同参画推進フォーラム”という、3日間に渡る大規模なフォーラムを開催しています。

このフォーラムは、日本各地の男女共同参画を推進する行政担当者、女性団体やNPOのリーダー及び大学や企業において組織内のダイバーシティや女性の活躍を推進する担当者が一堂に会し、課題の共有と解決のための方策を探る研修を実施する趣旨で開催されています。同時に、異分野間のネットワーク形成の場でもあるため、参加者同士で交流できる懇親会の場も設けられています。

私は仕事の都合上、今年は2日目夕方及び3日目午前中のプログラムに宿泊付きで参加させて頂きました。NWECは研修施設の為、宿泊設備も完備されています。私は今回初めて宿泊施設を利用させて頂きましたが、ビジネスホテルと同じか、それ以上に快適でした(笑)。レストランや浴場等、施設内も清潔感があり、研修施設であることを忘れてしまいそうでした。

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※写真:「宿泊棟のツインルーム内観」、「広々として開放感のあるレストラン」、「PC無料貸し出しコーナー」

 

さて、私の参加したフォーラムのプログラムについても簡潔にご紹介させて頂きます。

開催2日目からの参加でしたが、現地到着時間が17時だったため、ほとんどのワークショップは終了していたのですが、夜の映画上映“ベアテの贈り物(The Gift from Beate)”を視聴させて頂きました。

この映画は、22歳の時に日本国憲法(1946113日公布)の草案策定に関わり、その草案が第14条「法の下の平等」、第24条「家庭生活における両性の平等」等に生かされた、ベアテ・シロタ・ゴードンさんのドキュメンタリー映画でした。ベアテ女史の功績を中心に、その志を受けて活動を進める日本の女性達、そして日本の社会の変化を描いた素晴らしい映画でした。この映画を見たら、『今自分が子供を持ちながらも働けるのは、映画に描かれる皆様をはじめ、多くの女性の先輩達が地位向上の為の道を切り開いてきたお陰なのだ』という事が実感できます。私達も彼女達の功績を次世代に繋げられる様に、ささやかながら努力をしていきたいものです…。

翌日には“ユースが見てきた世界とユースから見える社会 ~若者×社会保障―セクシュアリティ・夜職・貧困~”というワークショップに参加しました。自分の周りには30代後半~50代の女性が多いので、10代~30代前半の若年層の情報について知りたいと思い、事前にチェックをしていました。

内容は…結構ショッキングではありました。風俗で働く女性達を取り巻く厳しい環境、親のネグレクトにより勉強できない子供達、そして彼らの為を助ける為に尽力する方々…。ニュース等活字や映像で知る情報より、彼らを実際助けてきた方達の肉声は非常に重みとリアリティがありました。そしてそういう事に目をそらさず、問題解決を行政や他人任せにすることなく、自分達が彼らの為に何が出来るか?という事を考えさせられる内容でした。

また、大学生でCSW(国連女性の地位委員会)に参加した方のプレゼンテーションもあり、様々な世代の女性達が、私達の見えない所で、社会をより良くするために、出来る限りの努力をしていることを痛感しました。

ワークショップの参加者も、下は高校生位の生徒さん達、上はシルバー世代と、老若男女大勢の方が、年一回のフォーラムのために日本全国から集まっていたため、とても熱気が感じられました。こういう参加者の生の声が聞ける場で、真摯なプレゼンテーター達のワークショップや講演を聴講する事は、とても気持ちが引き締まり、勉強になります。インターネットやテレビ、活字だけでは味わえないこの感覚、是非多くの方に体験して頂きたいです。

またNWECでは、ビジネスパーソン向けのセミナーや、学生向けのセミナーも定期的に開催しています。セミナーや講演会等は首都圏近郊で開催されるものも多いので、時々NWECの公式サイトをチェックしてみて下さい。

ちなみに、NWEC主催のフォーラムやセミナーは託児が利用できるものもあります(要事前予約)。子育て中のママでも安心して参加出来ます♪

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※写真:「フォーラムのパンフレット」、「映画上映会のチラシ」、「ワークショップの様子」

 

家族や友人とのレジャーにも活用できる

NWECはセミナーやフォーラム等の他にも、ファミリー向け、子供向けのイベントも定期的に開催しています。その他にも、地域のイベントとコラボレーションした宿泊プランもありますし、近隣の観光をする時の宿泊拠点として利用することも可能です!敷地内にはグラウンドやテニスコート、調理室や工作室、音楽室等もあるので、趣味の仲間と親子でわいわい合宿♪の様な利用方法も。利用料金も民間施設と比較して割安です。

NWECの敷地内は非常に広くて緑も多いので、親子で自然観察しながらウォーキングも出来ます。併設のレストランではBBQセット等、季節に合わせたオプションの用意もあり、季節を問わず楽しむことが出来ます。外国のバカンス風に、自然の中でただリラックスしたい!という方には意外な穴場かもしれませんね。

また、館内には「女性教育情報センター」という図書室があり、こちらに女性の為に役立つ様々な分野の書籍が揃っています。“ひたすら興味のある書籍を読み漁り、疲れたら屋外で森林浴!”という贅沢な過ごし方も可能です!私も体験してみたい(笑)。

館内には食堂やPC無料貸し出しコーナー、お土産販売コーナー等もありますし、宿泊棟には大浴場や談話コーナー、自販機も完備され、ホテルと何ら変わらない快適な滞在が出来ます。

NWEC周辺にも幾つか観光スポットがありますし、少し足を延ばせばレトロな街並みで人気の川越市にも立ち寄る事が出来ます。「観光ついでにちょっと家族でNWECへ」という感じで訪れてみるのも良いですね。自然豊かな環境に、きっとお子様も喜ぶと思います。

宿泊プランや季節のイベント等は、NWECの施設の管理・運営を行っている『(株)ヌエックベストサポート』の公式サイトにて公開されていますので、興味のある方はこちらのサイトにアクセスしてみて下さい♪

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※写真:「緑あふれる庭園」、「敷地内で見つけられる落ち葉」、「敷地内のウォーキングコースの看板」

 

NWEC運営の情報ポータルもお宝情報満載!

「自宅が埼玉から遠いので気軽に訪れる事は難しいが、NWECの蔵書を読みたいなあ…」という方もいらっしゃるかもしれません。また、女性として社会で働くことに悩んでいて、ヒントを求めている人。そんな方達には、NWECの運営している女性情報ポータル「Winet」の閲覧をお勧め致します。

こちらの情報ポータルからは、キャリアについて、子育てについて、昔の女性達の活動についてなど、女性達の為の情報及び男女共同参画推進関連情報等を収集することが出来ます。

情報も過去の新聞等の掲載情報から、NWEC独自の研究・分析データまで、非常に幅広い情報が集められますので、大いに役立つポータルサイトだと思います。

なお、全国の図書館や女性センター等を通しての蔵書の貸出も可能です。気になる書籍等がありましたら、この貸出サービスを利用してみてはいかがでしょうか?勿論、NWEC館内の女性教育情報センターでも蔵書の貸し出しを行っています。

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写真:NWEC館内の女性教育情報センター

 

NWECのセミナーで、自分自身が変わった!

昨年、NWEC主催のセミナーに仕事で参加させて頂いたのですが、講演者の方のお話で自分自身がはっきり変わる経験をさせて頂きました。

その時の、講演者の方の「人生100年時代に突入しつつある今、4050代で『もう若くないから…』という言い訳をして物事を諦めないで欲しい。常に前に進む姿勢が必要。」の一言が40代の自分にはズーンと心に響きました。まさに自分が「もう若くないし…」と口にする機会が増えていたので、反省するとともに、気持ちを入れ換える事が出来ました。(講演者の方は、忙しい仕事をこなしつつ40代後半で大学院に入学し、見事仕事と学業を両立して学位を取得した方でしたので尚更説得力がありました。)

この講演以来、私のマインドが「まだまだ自分は前に進める!」と前向きなものに変わり、気持ちも軽くなりました。

NWEC主催のセミナーの他にも、NWECの公式サイトには全国の学術機関や団体主催の勉強会・講演会等の情報が随時掲載されていますので、もしご自身のキャリアに不安を感じたり、仕事と子育ての両立が苦しく感じられたら、こういう催しに参加してみるのも良いかと思います。(最近はどの学術機関も、子ども連れの受講者向けに事前予約制の託児サービスを行う所が多いです。)

まさにNWECはワーキングマザーを含む、様々な境遇の女性達の心強い味方になってくれる存在です。興味のあるセミナーや講演会の参加や、家族で滞在・宿泊等、大いに活用して頂き、皆様の笑顔が増えると嬉しいです。

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※写真:「庭園内の茶室(日本家屋)」

 

《取材協力》

 独立行政法人国立女性教育会館⇒https://www.nwec.jp/

 女性と人権全国ネットワーク⇒http://www.projectjapanwomen.net/

 キャバクラユニオン⇒https://ameblo.jp/cabaunion/

 慈有塾⇒http://jiyujuku.net/

 

CHANTOママライター/トヤマチエコ

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