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「紅葉の見ごろは計算で出せる」知られざるお天気業界の常識

ライフスタイル

2018.10.19

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普段何気なく見ている天気予報。「普通の人には予測なんてできない」と思われがちですが、“紅葉の見ごろ”は計算で予測できるという新常識は知っていましたか? 今回は天気にまつわるアレコレを詳しく学んでいきましょう!

 

秋は洗濯物が乾きにくいってホント?


10月12日の放送の『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)では、気象予報士の木原実さんが「秋のお天気業界」の常識を教えてくれました。

 

一つ目は“秋の洗濯物は乾きにくい”という新常識。秋晴れのイメージが強いですが、年間通しての降水量を見てみると9、10月は圧倒的な量の雨が降っています。夏が明けてすぐの日本列島付近は南から夏の温かい空気が、北からは秋の乾いた空気が入ってきて衝突。“秋雨前線”として停滞しているので、洗濯物が生乾きになるんだとか。

 

お次は天気予報でよく見かける“洗濯指数”。その日の洗濯物がどれだけ乾きやすいかを1~100で表した数字です。「数字が高ければ乾きやすい」というイメージで見ている人が多いようですが、じつは“綿100%の長袖シャツが3時間でどれくらい乾くか”を表した正確な統計があるよう。0~30だと室内に干すことをおすすめしていて、60だとじっくり干したほうがいい乾き度。90~100になると厚手の衣類やバスタオル、ジーンズも十分に干せますよ。

 

紅葉の時期は計算できる!?


秋になると、梅雨入りなどと同じように天気予報で公開される紅葉の見ごろ予想。特別な技術を使って出しているように思えますが、1つの公式に当てはめるだけで分かると木原さんは言います。

 

計算式は「9月の現地平均気温×4.82(広葉樹が色づく速度)-47.69(過去のデータに基づく調整値)」です。実際に奥多摩の平均気温「15.2度」を当てはめると、「25.574」という数字に。繰り上げると「26」になるので、見ごろは10月27日前後がピークという予想にたどり着きました。場所によって平均気温は異なるので、紅葉の見ごろも違ってくるそう。ちなみに関東近郊だと箱根は11月中旬~下旬にかけて、日光の中禅寺湖では10月下旬が見ごろですよ。

 

意外と知られていないお天気界の常識に、視聴者からは「なんとなく洗濯指数を見ていたけど、これからは見方が変わりそう」「紅葉の時期を知っていたら自慢できるね」「洗濯指数を知るだけで洗濯を干しやすくなった」「紅葉観光に行くときの目安にぴったり!」と驚きの声が続出していました。

 

“洗濯指数”はお天気キャスターが考えたワード!


2016年11月に放送された『人生で大事なことは〇〇から学んだ』(テレビ朝日系)では、洗濯指数にまつわる話が上がっていました。番組に出演していた森田正光さんによると、洗濯指数は1983~84年ごろに森田さん自身が考案したものだそう。フジテレビに直接企画を出して現在まで使われている数字だといいます。驚きの事実に所ジョージさんも、「これ森田さんが考えたの!?」と思わずコメントしていました。

 

さらに現在では当たり前となった、数時間ごとの天気の移り変わり表示も森田さんのアイデア。天気図と衛生写真を重ねて雲の動きを分かりやすく伝える方法も、森田さん発信だと言います。

 

天気予報の秘話に、ネット上からは「今の天気予報が分かりやすいのはこんな工夫があったからなのか!」「洗濯指数ってもっと昔からある言葉だと思ってた」「これから天気予報を見るのが楽しくなりそう!」といった声が相次いでいました。

 

わたしたちの生活に密接している天気ですが、まだまだ知らないことも多いようですね。

 

文/内田裕子

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