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“秋田滞在”はワクワクの連続だった!

ライフスタイル

2018.08.31

その旅は、息子の熱烈なリクエストが発端だった!

あるテレビ番組を視聴して以来「今年の夏休みは、“砂金採り”に挑戦したい!」と、6月頃から口癖の様に繰り返していた我が息子。しかし体験できる場所が近県には無いので、国内で砂金採りが出来る場所を色々検索していたところ、砂金採りが含まれた旅行パッケージプランを発見!しかもそのプランは坑道探検も含まれ、宿泊は引退したブルートレインの車両!?と、なかなか面白そうな内容なので、こちらのプランを利用して東北旅行に行くことにしました。

今回我が家で利用した旅行プランは、JR東日本のグループ会社『株式会社びゅうトラベルサービス』の企画旅行“フレテミーナ”という旅行パッケージプランです。こちらの旅行会社のパッケージプランは、児童をメインターゲットにしているらしく、小学校の学期末休みの時期に催行されている事が多いようです。また、東日本大震災後の復興支援の一環か、東北方面行きの旅行プランが比較的多く発売されていました。

我が家で今回利用したパッケージプランは、1日目に秋田県内の観光スポットを訪れ、2日目に青森県の白神山地を訪れる一泊二日のプランでした。

では、このパッケージプランで特に面白かった、秋田県内のお勧めスポットを中心にご紹介したいと思います。

 

坑道探検&砂金採りは親子で大興奮!

初日は午前中に新幹線はやぶさで東京駅を出発し、11時少し前に盛岡駅へ到着。ここで現地集合の参加者方と合流し、総勢約19名の旅仲間が集結。この後マイクロバスで“鹿角観光ふるさと館あんとらあ(あんとらあは、英語で『(つの)』の意味)”に向かい、秋田の郷土料理である“みそたんぽ”の手作り体験をしました。

みそたんぽの作り方ですが、事前に用意してあるご飯を軽くつぶした丸い握り飯を、木の棒に付けて細長い筒状に成形し、炭火で表面をカリっと乾燥させたらみそだれを塗り、更に焼き目を付ければ完成です。焼きたては香ばしくておいしいですよ~♪鍋物に入ったきりたんぽとはまた違った食感を楽しめました。

このできたてみそたんぽと和定食の昼食を取り、一行は次の目的地、尾去沢(おさりざわ)鉱山へ移動しました。

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※写真「みそたんぽ作りの体験の場」、「みそたんぽ成形中」、「みそたんぽを炭火で焼いている所」

 

尾去沢鉱山は、1300年の歴史を誇る日本最大級の規模を誇る鉱山で、かつては金や銅を産出して日本の経済成長を支えてきた存在だったそうです。それゆえに、坑道には江戸時代の手堀跡から近代の大規模採掘跡まで残っていて、非常に見応えのある史跡です。また、坑内の気温は年間平均13度という涼しさ!数時間前まで猛暑に苦しめられたことが嘘のようにクールダウンできました。そして坑内はほの暗く、油断をすると水滴が上から垂れたりしますが、岩壁には銅の錆(緑青)や鉱物独特のきらめきがあり、なかなかミステリアス!映画に出てくるインディ・ジョーンズ氏になったような気分が味わえました(笑)。

坑道探検の後は、息子待望の砂金採り体験です。採った砂金はそのまま持ち帰れるので気合が入ります!

砂金は、“パン”と呼ばれるお皿に水の中の砂利・土を掬い取り、パンを回すように20回前後ゆすって比重の重い砂金を下に沈殿させて、少しずつ砂利・土を落としていくと、パンの溝や底に砂金が残る…というフローで採る事が出来ます。しかし…なかなか砂金は出てきてはくれません!私は30分頑張って採れたのはたったの4粒!砂利の中には砂金の他に貴石の粒も入っていて、こちらもお持ち帰りOKでしたので、私は砂金をさっさと諦めて貴石をメインに探してしまいました(笑)。息子は貴石も砂金もバランスよく探したようで、持ち帰り瓶には7粒程の砂金と、色々な貴石が入っていてホクホク顔でした。(中身は主人の戦利品も足してあったようですが…)

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※写真より「坑道内部」、「坑道の岩肌に走る緑青(銅の錆)」、「砂金採り体験の様子」

 

小鉄心酔!小坂鉄道レールパークに宿泊!

砂金採り終了後、宿泊先の小坂鉄道レールパークへ移動しました。昔利用されていた鉄道の設備をそっくり利用しているそうで、入口などは「そのまんま駅!」の外観でした。

敷地内には非常に旧い車両や、雪国特有のラッセル車、エボルタ電池電車等、珍しい車両が沢山あり、男の子達は皆目をキラキラさせていました。親御さん達からも「すごいねー」と歓声が上がっていました。

その後いよいよ宿泊する寝台列車車両に乗車(チェックイン)!昔上野~秋田・青森方面を走った寝台特急「あけぼの」の車両は三両編成で電源車に接続されていて、一両が宿泊者の休憩・飲食スペース用開放車両、残り二両が宿泊用の車両でした。うち一両が二段ベッドのA寝台車、もう一両がシングルベッドのB寝台車です。我が家は3人の家族ですので、私と息子がA寝台車へ、主人がB寝台車へと分乗になりましたが…。

宿泊用寝台列車内は水道が利用できないので、トイレやシャワー、湯沸し等は駅舎の設備を利用しました。

駅舎の設備類は、なかなか綺麗で清潔感があり、寝台車両からの移動距離も短く不便は感じませんでした。

また、この夜希望者は、車掌アナウンスの実演にも挑戦できました。結局息子含む、宿泊する男の子の殆どがアナウンスに挑戦(笑)。車掌服を着てマイクを持ち、ノリノリでアナウンスを楽しんでいました。

この様に、初日はたっぷり楽しんで寝台車両にお泊りしました。寝台車の寝心地もそんなに悪くなかったです。

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※写真より「小坂鉄道レールパークの入口外観」、「2人部屋のA寝台個室内部」、「夜のあけぼの号外観」

 

レトロモダンな建物見学もまた楽しい♪

2日目は、天気予報が外れて雨が降ってしまい、出鼻をくじかれたスタートになってしまいました…。

あけぼのの開放車両で駅弁の朝食を済ませた後、添乗員さんより、雨天の為当日予定されていたレールバイクを中止して、代わりに近隣の史跡である“康楽館”と“小坂鉱山事務所”の見学に変更になった旨を伺いました。

康楽館は明治から現存する芝居小屋で、国重要文化財でもあります。建物のガイドさんによると、現在もイケメン俳優達が多数出演し、ご婦人方を夢中にさせているそうです。(歌謡ショーや特別講演で、全国的に有名な歌手や俳優の方々も出演されることがあるとのこと。)

建物はレトロモダンとでも言いますか、外観は西洋風なのですが、館内は歴史を感じさせるジャパネスク仕様で、なかなかユニークな建物です。レトロ感漂う舞台裏や昔ながらの舞台装置も見せてもらいましたが、昭和以前の時代にタイムスリップしたようで面白かったです。

康楽館の次は、隣接している小坂鉱山事務所を見学しましたが、こちらはモダンな西洋様式のオフィスビルで、当時の小坂エリアが鉱業により栄えていたことが良くわかりました。螺旋階段やバルコニーの建築仕様も芸術品の様にとても美しいものでした。こちらの建物も国重要文化財です。

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※写真より「芝居小屋の康楽館外観」、「和風レトロな康楽館の客席」、「瀟洒な小坂鉱山事務所の外観」

 

この後は青森県に移動して、白神山地にて山中散策だったのですが、暑い中、山道のアップダウンを歩くのはちょっと疲れるプランだったのと、動物や鳥類の繁殖期が終わっていたらしく、彼らの姿を見られなかったのが残念で、満足感が今一つでした…。そんな訳で、私個人的には秋田滞在のインパクトがとても大きく、印象深い旅行地になりました。

 

五感をフルに使う旅は、鮮明な記憶として残る

今回の旅は、とにかく手足をよく動かし、五感をフル回転させました。

味噌たんぽの焼ける匂い、鉱山の寒い位の冷たい空気、小さな砂金の煌めき、寝台車のベッドのきしむ音…何から何まで印象に残りました。親の私がこうですから、息子にはなおさらインパクトがあったのではと思います。

東北エリアは、数年に一度位訪れていましたが、秋田県は初めてでした。よもやこんなに親子で楽しめるスポットがあるとは思いませんでした!機会があれば、是非親子で訪れてみて下さい。

東北住民の方達は、あったかい人柄の方が多くて、心をほっこりさせて下さるのも魅力的ですよ♪

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※写真:砂金採り体験で私が採った砂金と貴石(ほぼ容器内を貴石が占めています)

 

CHANTOママライター/トヤマチエコ

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