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雷しゃがみは落雷件数日本一の栃木県では常識!?

ライフスタイル

2018.08.31

20180829kaminari01外国人が日本を訪れると、自然災害の多さに驚くケースが多いよう。確かに日本には台風、地震、津波、火山噴火など、警戒すべき災害がいくつも存在します。そこで今回は、自然災害の1つ落雷の対策「雷しゃがみ」についてチェックしていきましょう。

 

落雷件数日本一の栃木県が行っている雷対策


国内で起こった落雷の年間発生件数を見ると、太平洋側の地方で雷が最も多いのは8月。秋冬になれば件数は極端に減りますが、反対に日本海側では寒い時期ほど落雷が多くなるため注意が必要です。以前放送された『たけしのニッポンのミカタ!』(テレビ東京系)では、“日本一落雷が多い”栃木県をクローズアップ。栃木に伝わる数々の雷対策が明らかになりました。

 

緑豊かな自然が魅力的な栃木は、避暑地として注目を集めています。しかし、山場にあるゴルフ場やホテルには落雷の恐怖がつきもの。そのため、大半のレジャー施設には「襲雷警報器」というシステムが組み込まれているそう。

 

「雷センサー」と呼ばれることもある装置は雷雲の電磁波を敏感に察知し、雲の位置に応じた警報を発します。日光市にある光林荘の支配人・佐竹巳吉さんは、「8月など雷が多い月ですと、2日に1回は警報機が鳴ります」とコメントしていました。

 

続いて番組に登場したのは、「雷しゃがみ」と呼ばれる栃木県民秘伝の落雷対策法。栃木では子どもたちもマスターしている方法で、両耳を塞いだらその場ですぐにしゃがみます。普通にしゃがむのではなく、“爪先立ち”の状態で行うのが特徴的。

 

「雷しゃがみ」は周囲に避難する建物が見つからない時に最適なポーズで、落雷音を聞いて鼓膜が破れるのを防ぐことができます。爪先立ちになれば地面を伝う雷との接点が減り、感電する確率を下げられるのもポイント。しかし視聴者からは「爪先立ちでしゃがむのって意外と難しい!」という声も上がっていたので、トライした経験のない人は練習しておいた方がいいかも?

 

ただしゃがむだけでは「側撃雷」を防げない!?


雷しゃがみ」を行う際は、雷が落ちやすい電柱や木、鉄塔など高さのある物体が近くにないか要注意。雷撃の中には、一度落ちた雷が周囲の物体に再放電する「撃雷」というタイプが存在します。

 

気象庁」の公式ホームページによると、電柱や木などから4メートル以上離れた位置が「保護範囲」と呼ばれる安全圏。しかし樹木には枝や葉がついているため、かなり余裕を持って離れた方がベターです。また「保護範囲」に退避しても、決して座ったり寝転んだりしないでください。近くで落雷が起これば地面と接触している部分にヤケドや痺れ・痛みが発生し、場合によっては歩けなくなるケースもあるよう。

 

人間が生きていくには自然との共存が不可欠なので、自然現象による災害にもキチンと目を向けておきたいですね。

 

文/長谷部ひとみ

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