2019.08.13
2019.11.30
電車や車でも機嫌が悪くなると泣き叫ぶ子どもに、飛行機なんて大丈夫かしら…途中で降りることもできなければ、歩き回ることもできないし。そんな「初めての飛行機」が不安なママに、経験者の声をお届け。持っていくと便利な物の数々、必見です!
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■「耳抜き用」にはゼリーも便利!(恵さん/30歳/専業主婦)
うちの息子は、生後10か月のときに飛行機デビューしました。数日前から鼻水が出ていましたが、熱があるわけではなかったので予定通り旅行に行くことにしたんです。当日、息子は空港の独特な雰囲気に驚いた様子でキョロキョロと周囲を見回していましたが、飛行機の実物を見たら大興奮!
搭乗してもおりこうさんにしていたのですが、離陸してから急にギャン泣き! 他の席でも赤ちゃんが泣いていました。原因は、気圧の変化による航空中耳炎。客室乗務員からは「耳抜きがうまくできなくて痛かったのだと思います。離陸と着陸のときに飲み物を飲んだり、アメをなめさせたりすると防止になります」と教えてもらいました。
かわいそうなことに、1時間ずっとグズって最悪の飛行機デビューになってしまいましたが、それ以降は離陸のときに必ず飲み物を与えるようにしています。飲み物だと揺れたときにこぼれるのが心配…という場合はゼリーがおすすめです!
■多少荷物が重くてもコレは必須!(優子さん/35歳/自営業)
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2歳の娘の初フライトを、完全にあなどっていました。2時間半あってもどうせ半分以上の時間は寝るだろうし、それ以外もおやつを食べたり、飛行機で配られるおもちゃで遊んだりさせればいいや、と軽く考えていたんです。
でも、実際は本当に大変でした。フライト中のゴォ~ッという音や揺れにビクビクして、深い眠りについてくれなかったんです。起きてからも、おやつを食べるとき以外はグズグズ。親の膝の上に座る形だったので、狭さにイライラしていたのもあると思います。
初めての飛行機で苦労を味わったので、それ以降は必ず幼児雑誌を持っていくように。好きなキャラクターもいっぱい出てくるし、付録のシールを張って遊んだり、簡単な工作やおままごとでも遊べたり、夢中になってくれるからです。
物が重くなるのが嫌? そんなこと言っていられません! 飛行機でグズったら疲弊するのは親ですから。おとなしくしてくれるなら、飛行機に乗るときだけは特別として、ゲームを許すのもアリだと思います。
まずは旅行を楽しむことを一番に考えて、移動のストレスを少しでも軽くする努力をしたほうがいいですよ!
■子ども用ヘッドホンが重宝!(麻美さん/41歳/専業主婦)
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うちの娘が初めて飛行機に乗ったのは小学1年の夏…思いきってハワイに行きました。あらかじめ周りのママ友に相談したとき「子ども用のヘッドホンが便利だよ!」と教えてもらったので、借りて持っていくことにしたんです。
実際にすごく助かりました。飛行機のなかで映画や番組を見るとき、大人用のヘッドホンだとサイズが合わなくて外れやすいんです。でも子ども用ならフィットするのでずっと集中して見てくれました。
最初は飛行機を怖がっていた娘も「飛行機のテレビ、楽しかった」と、移動も含めていい思い出になったようです。
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初めての飛行機は、子どもにとって未知の連続。グッズや道具も大切ですが、子どもを安心させる言葉をかけてあげるのも、親の大事な務めかもしれませんね。
ライター:佐藤まゆみ
マスコミ系の会社に勤務。保育園の年長を筆頭に3人の子育てに奮闘するママ。外面はサバサバ&ハキハキだけど、内面は「モヤモヤの宝庫」!〝宝”の持ち腐れにならないよう、惜しみなく発信してきたいと思います!