2019.06.09
普段の生活ではなかなか自然と触れ合えないもの。
せっかく子供が休みなのであれば、たまには大自然の恵みを体験させてみてはいかがでしょうか?
ということで、今回は関東地方にあるおすすめのハイキングスポットをいくつかご紹介いたします。それぞれに個性があり、迷ってしまうかもしれませんよ。
■利便性もよくハイキングにもってこい「高尾山」
東京都内でハイキングができる場所といえば、まず高尾山を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?
JR・京王と電車でのアクセスも抜群ですし、それほど標高のある場所でもないので家族連れでのハイキングにはうってつけの場所といえるでしょう。
なんと年間250万人もの観光客が訪れる一大スポットとなっており、人混みを避けるという点では難しいかもしれませんが、それだけ身近な存在であるともいえるでしょう。
快晴の日には東京都心やスカイツリーを、山頂からは富士山を望むこともでき、春夏秋冬で違った趣を感じられるのが魅力なのかもしれません。
ただし距離を歩きますので、東京都内といえども軽装にせず、それなりの準備をして出掛けるようにしましょう。
■自然が豊かでまさに東京の秘境「御岳山」
高尾山と並んで人気のスポットが御岳山です。国立公園ということもあってそのままの自然が色濃く残っており、ハイキングコースも整備されているので思いっきり大自然を満喫することができるでしょう。
山頂には神社があり、国宝や重要文化財も数多くあるとのことです。参拝して道中の安全を祈願しましょう。
ケーブルカーがありますので子ども連れでもある程度安心して散策できる場所ではありますが、こけがむしたりしているところもありますので、滑りにくい靴を履いて出掛けるのがおすすめです。
■日本三大名瀑の一つ「袋田の滝」
北関東で滝といえば、茨城県の袋田の滝か栃木県の華厳の滝を連想する方が多いかもしれません。
四段階に落下することから「四度の滝」とも言われており、新緑や紅葉といった四季の移ろいとともに映える滝の姿は、まさに圧巻です。
滝自体を見たいという方は観瀑台へ行くのがベストですが、周辺のハイキングコースを散策するのもイチオシ。実は袋田の滝の上流にもさらに滝があり「生瀬滝」と呼ばれています。
さまざまな景色が楽しめますので、合わせてぜひ行ってみましょう。
■大自然や温泉郷に恵まれている「那須高原」
避暑地としても知られている那須高原は、ちょっと遠出してハイキングを楽しみたいと思ったときにちょうどいい場所ではないでしょうか?
那須ロープウェイを利用した初心者向けのハイキングコースが数多くあり、家族で自然に触れあいたいと考えたときには最適かもしれません。
ハイキングはもちろん、牧場やサファリパークなどの観光施設も充実しています。万が一雨が降ったり子どもが嫌がったりしたときでも、別のところで遊ばせることができるので安心できるのも魅力の一つでしょう。
もっとも連休の際は東北道が混みあうことも予想されますので、渋滞情報にはくれぐれも注意してください。
■夏が来れば思い出すとくれば「尾瀬ケ原」
群馬県、福島県、新潟県と3つの県にまたがる尾瀬は、高山植物が数多くある湿原として知られています。「はるかな尾瀬、とおい空」という歌詞は聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
ハイキングコースが整備されてはいますが、標高が高いというだけあってある程度の装備は必要となりそうです。ただしその手間を上回る大自然の美しさを思う存分体感できるともあって、リフレッシュできると多くの観光客にも評判の場所です。
なお、植物などの持ち帰りは禁止されていますので、お子さんが草木を摘み取ったりしないように注意しましょう。
■鎌倉らしい風情を感じられる「鎌倉アルプス」
古都として名高い鎌倉ですが、自然にも恵まれており鎌倉アルプスもその一つといえるでしょう。
北鎌倉駅より歩いて天園ハイキングコースを目指して進み、さまざまな寺院を巡りながら歩いていきますので、飽きることなく歩けるでしょう。
途中で急な石段を登ることがありますので多少は苦しいかもしれませんが、頂上から眺められる富士山や相模湾はまさに絶景です。
のんびりと景色を心ゆくまで堪能しながら、有意義な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか?
■熱中症対策は必須!必ず飲み物は持参
スポットによっては自動販売機が設置されているところもありますが、地方の山あいでは、必ずあるとも言い切れません。出来る限り、飲み物の準備は事前にしておくことをおすすめします。
これから本格的に迎える夏場においてもかなりの暑さが予想されます。飲み物と一緒に塩分を補給できるあめなども持っていくといいでしょう。
■まとめ
関東一円にはこれ以外にもさまざまなハイキングスポットが存在します。
今回はその一部をご紹介致しましたが、メジャーなところからマイナーなところまで、まだまだご紹介しきれない素敵なハイキングスポットが沢山あります。
お子さんが自然と触れ合いながらのびのびと育ってくれるように、ぜひ準備を万端にしておいて、無理のないようハイキングを存分に満喫してくださいね。