注意点を押さえておけばトイレも問題ない?


卒業式の衣装としては賛否両論のある袴。お母さんによっては袴の手間や不便さを心配する声も多く上がっています。ここからは、袴を着た時の注意点をみていきましょう。

 

はじめに袴の構造ですが、基本的にはスカートと同じ。トイレの時にも脱ぎ履きする必要はないので、着物の袖や袴の裾が床につかないように気をつけておくのがいいかも。

 

また、足元を草履とブーツのどちらにするか迷う人も多いはず。しかし卒業式の最中は、体育館などで上履きを履いている時間の方が長いでしょう。草履を選ぶなら足袋を履かなければならないため、上履きに合わない可能性が。もしもこだわりがないのであれば、ブーツを選ぶと良さそうです。

 

子どもの願望を頭ごなしに否定すると、苦い思い出になるかもしれません。家計に無理のない範囲で、本人の着たい格好をさせてあげられたらいいですね。

 

文/長谷部ひとみ