2019.02.09

懐かしい!平成ファッション30年間分を振り返る

コギャルブームの渋谷の画像

平成という時代も、あと少しで終わろうとしています。現代を「大人」として生きている方々にとっては、多感な時期を過ごした大切な時代。区切りを迎えることになり、なんとなくもの悲しさを抱いてしまうものかもしれませんね。

女性たちが時代の移り変わりを意識する上で、切り離せないのが「ファッションの歴史」です。平成の30年間の間に、女性たちのファッションはどのように変化してきたのでしょうか。平成の終わりに、30年間のファッショントレンドの歴史を振り返ってみましょう。

 

■平成元年から1990年代初頭

1989年からスタートした平成。バブルの終焉と共に、新たな時代が到来しました。平成の始まりからの数年で流行していたのは、比較的カジュアルな装いです。バブル時代を象徴する、「ボディコン」や「DCブランドアイテム」からの脱却が進み、若者世代を中心に、「渋カジ」と呼ばれるファッションが好まれるようになっていきます。

渋カジの特徴は、シンプルなTシャツやポロシャツに、ジーンズにチノパンを合わせた、実用性の高いファッションであること。当時、渋谷の若者たちが好んでいたことから、この名前で呼ばれるようになりました。

またここから、同じカジュアル路線でさまざまなバリエーションが登場します。カジュアルな中にもブレザーできちんと感を演出する「キレカジ」や、アメリカンテイストを強めた「ハードアメカジ」なども登場し、ファッションで自身の個性を演出する時代を迎えます。

 

■1990年代後半は、コギャルブーム(平成6年から平成10年頃)

1990年代の後半には、コギャルブームが到来します。「歌姫」としても「ファッションリーダー」としても、非常に高い影響力を持った安室奈美恵さんの影響もあり、「アムラー」と呼ばれるギャル系ファッションに身を包んだ女性たちが、街に多く登場します。

ミニスカートに厚底ブーツ、キャミソールにへそ出しルックなど、露出度の高いファッションを好む女性が増える一方で、裏原系やエスニック系など、独自の雰囲気を追い求める方も多くなります。

また、冬の防寒具の定番となっている「ユニクロのフリース」が初めて登場したのは1998年のこと。軽くて暖かく、しかも安いという特徴が世の中に受け入れられ、平成が終わる現代においても、人気のアイテムとなっています。

 

■2000年代(平成12年から)に入ると、ファッションは多様化

2000年代に入ると、人々のファッションはより多様化していきます。この頃になると、日本国内の流行だけではなく、世界の流行を意識する女性たちも増加。海外セレブの日常のスタイルをお手本にして、ファッションアイテムの選定をする方も増えてきます。

90年代までは、ファッションリーダーの存在が、世の中の流行を生み出していましたが、2000年代に入ると、その流れは一変します。「一人のカリスマ」によって導かれる時代ではなく、「それぞれの個性を積極的に発信し、共感を得る時代」になったのです。人気雑誌で、「読者モデル」の存在に注目が集まったのも、こうした流れの影響だと言えるでしょう。

「自分らしいファッションを楽しみたい!」という思いから、

・ロリータファッション
・ヒッピー風ファッション

など、個性派ファッションを楽しむ方も増えていきます。

一方で、男女共に共通する傾向としては、「異性の目を意識したファッションが人気」という点が挙げられます。「ミュール」や「ローライズジーンズ」が登場したのもこの頃で、いわゆる「モテ系ファッション」を楽しむ方が多くいました。

 

■平成20年ごろからは、ファストファッションブームの到来

平成のトレンドを追う女性の画像

平成20年になると、ファストファッションブランドとして知名度の高い「H&M」が日本初出店を果たします。「安かろう悪かろう」ではなく、「安くてもオシャレなアイテム」を、気軽に手に入れることができるようになりました。

このため、若者の間にも「わざわざ高いお金を出して、ブランド物の洋服を買う必要はない」という意識が根付き、一般化していきます。「流行ものはファストファッションで」なんて、自身のアイテムの中で切り替えを意識する方も非常に多くなっています。

また全体的な流れとしても、「ファッションで頑張る」のではなく、「自分らしくリラックスして過ごすためのファッション」という意識で楽しむ方が増えています。経済的にも精神的にも無理をせず、自然体の自分のままで、ファッションを楽しむ時代が到来していると言えるでしょう。

 

■ 平成のその先は……?

まもなく「平成」の時代は終わり、「令和」という新しい時代がスタートします。ファッションのトレンドは、絶えず移り変わっていくもの。平成の30年間で、ときに進化し、そしてときに繰り返してきたファッションの歴史。今後もさらに、人々の手によって塗り替えられていくことでしょう。

次はいったいどんなトレンドやってくるのだろう?と、前向きな気持ちで楽しんでみるのがオススメですよ。

 

■まとめ

今回は、平成30年間のファッションの歴史についてまとめました。平成という時代に思春期を過ごした方々の中には、「懐かしい思い出がフラッシュバックした!」なんて方も多いのではないでしょうか。

アメカジ系ファッションに、コギャルブーム、ローライズジーンズなど……平成を代表するファッションアイテムは、数多くあります。平成の終わりの今だからこそ、「そういえばあったなぁ」なんて、思い出に浸ってみるのもオススメですよ。

Chanto