ダメージ加工もお手のもの! 穴あきジーンズを鮮やかに直す職人


続いてジーンズの修復風景を見せてくれたのは、洋服のリフォーム一筋49年の「フォルムアイ」。職人歴6年の技術スタッフ・佐藤真代さんは、穴あき部分の裏側に生地を当てて表から縫っていく“ミシン刺し”を披露してくれました。はじめに穴の裏から生地を貼りつけ、色とりどりの糸の中で最も適したものを選別していきます。

 

今回はダメージ加工のジーンズだったので色合いの違いも再現する必要があり、使用する糸の種類も大量です。ちなみにミシン刺しは、デニムのような生地に最適な修復方法なんだとか。

 

佐藤さんは生地の部分部分に適した糸を繰り返し縫っていき、地道な作業の果てに穴をしっかりとふさぎます。ダメージ加工による色がかすれているデザインも、ほとんど違和感がありません。

 

職人たちの鮮やかな手際に、視聴者からは「こんなにキレイに修復してくれるのか! これなら新しく買い替える必要なくなるね」「お気に入りはつい頻繁に使ってしまうから、消耗が早い。リフォームして新品同様に蘇らせてくれるなら本当にありがたいわ」「そもそも今までリペアやリフォームという選択肢がなかったよ。ちょっと家の近くに専門店がないか探してみよう」と感動の声が上がっていました。