2019.03.04
ワーママの中には職場でこっそり「モンスターワーママ」と呼ばれてしまう人もいるようです。
ワーママがモンスター化しないように慎むべき言動などをまとめました。
■モンスターワーママとは?
ワーママは子育てをしながら働いているワーキングママを指す言葉です。
現在は仕事と育児を両立させるママを後押しする動きが活発になっています。
企業も育児制度などを整えてママの負担を軽減させているところが増えています。ですが育児をしているために職場に過度な負担を強いたり迷惑をかけたりするママも増えているのだそうです。
ワーママが職場でも活躍できているのは好ましいですが、モンスター化して独身の社員や普通のワーママに煙たがられてしまわないように注意したいところですよね。
自分がモンスター化していないかどうかはモンスターワーママによく見られる特徴をチェックしてみるとわかりやすくなります。
例えば、仕事と育児を両立している自分は大変なのだから職場の人は自分に協力して当然だと思っていませんか?
出産してから職場で自信過剰に振る舞っていませんか?
給料分以上の働きは絶対にしたくないと思っていませんか?
育児をしながら働いている自分は周りの人よりも偉いと思っていませんか?
どこにでも子どもを連れて行っていませんか?
自分では人に迷惑をかけていると気づかなくても、もし自分が独身で職場にこのような態度をとる女性がいたとしたらちょっと面倒くさそうですね。
基本的にはこれらの特徴に当てはまらないようにすればモンスター化は避けられます。
同じ職場で居心地よく働き続けるためにも、自分にも当てはまると思う点があれば改善した方がよいでしょう。
■共感力と感謝の気持ちが不足しがち
モンスターワーママになってしまう人には出産前からもその兆候が見られるといいます。
モンスター化してしまったワーママには共感能力が欠けているためです。
例を挙げると、周りに配慮した言動ができないのは相手の気持ちを考えられないからです。
周りが働いているのに自分だけ定時で帰ってしまう際、共感能力のある人であれば心苦しく思っているということを周りの人に伝えてから帰ります。
そうした気配りがあって、内心では先に帰る同僚に嫉妬を覚える職場の人も許してくれたりするのです。
相手の気持ちを想像して感謝の気持ちを伝えることが大切なのですね。
ところが、モンスター化してしまうと自己中心的になります。育児制度が整っており子育て中の社員は早く帰っていいことに決まっていたとしても、全く悪びれずに帰ってしまうようでは周囲の反感を買ってしまうことにもなり兼ねません。
そうなると職場の居心地が悪くなってしまいますので結果的にはマイナスです。会社で働く限り仕事はチームで行うものです。あまりにも自己中心的な態度をとっていると困った時に周りが助けてくれなくなるかもしれません。
また、会社や同僚に要求しすぎないことも大切です。育児制度などで同僚が気を使ってくれることもあるかと思いますが、それをやって当然の行為と思ってはいけません。
育児休暇で職場を離れたり子どものお迎えのために定時で帰る事情のある同僚のことを、内心では快く思っていなくても、好意で良くしてくれる人はいます。
好意を向けられた時に当然だという態度を見せると上下関係が発生してしまい、一気に親切心がうせてしまうことも起こり得ます。
子どもの有無に関わらず、普段から人から何かもらうことばかり考えている人はモンスター化しやすいです。
もらったらきちんと感謝の気持ちを示すことを考えましょう。
■まとめ
モンスターワーママの特徴やモンスター化してしまう心理などをご紹介しました。
こうして見るとモンスターワーママは出産前から迷惑な人に見えてしまいますが、もちろん良いところもあります。
モンスターワーママには仕事ができる人も多いというところです。
適切な自己主張ができる能力は職場で有利に働きます。それに権利などを主張できるのは自分に自信があるからこそ。なのです。