“他人を褒めること”は仕事においても重要?

とはいえ、“お世辞”と言ってしまうと少し聞こえが悪いですが、仕事において人を“褒める”のは大切なことです。

 

以前「エン・ジャパン株式会社」は、「仕事のやりがいと楽しみ方」についてのアンケート調査を実施。「仕事において、やりがいを感じることを教えてください」という質問に対して、「お礼や感謝の言葉をもらうこと」「仕事の成果を認められること」といった回答に多くの票が集まっていました。

 

また、アンケートの回答者からは「お客様からのクレームが入ったことがあったが、迅速な対応をしたことで、怒られるどころか逆に褒められた。会社にも評価され嬉しかったし、やりがいも感じられた(34歳/男性)」とのエピソードが。やはり仕事が評価されることはモチベーションのアップにも繋がるので、管理職の人などには特に、“褒める技術”が重要なようです。

 

そのほか、“お世辞”に関しては、「たとえ心にもないことでも、他人の愚痴ばかりこぼしているよりは、他人を“褒める”人のほうが好き」「そもそも“お世辞”って思うから言いづらいのであって、『相手の良いところを探す』って考えたらいいのでは?」といった指摘も。仕事だけではなく夫婦や友人といったプライベートな関係も、意識的に“褒める”ことでより良いものになるかもしれませんね。