年齢によって“悩みの対象”が違う？

後輩への嫉妬に悩む女性の相談が物議を醸しましたが、職場での悩みにはどのような種類があるのでしょうか。エン・ジャパン株式会社は、「仕事の悩み」をテーマに264名の女性へアンケート調査をおこないました。

 

まず「仕事をしている中で悩みはありますか？」との質問には、97％の女性が「はい」と回答。その中で最も悩むこととして、「給料が低い」が第１位の26％となっています。次いで第２位に挙げられていたのは「上司との人間関係」で11％、「同僚との人間関係」が同じく11％で３位にランクイン。給料以外では人間関係に悩みを抱える女性が多いようです。

 

さらに「上司との人間関係」と答えた人を年齢別に見ていくと、30代の10％に対して、20代が16％という結果に。「同僚との人間関係」は20代の６％に比べて30代が14％と、年齢とともに“悩みの種”が変わっていることがわかります。

 

実際ネット上では、20代の女性から「社歴が長い人の態度が横柄。別の仕事も手伝わされ、なかなか帰れない」といったコメントが。また「転職したばかりなのでまだ馴染めず、気の合う同僚がいない」と悩みを吐露する30代の女性もいました。社歴によって、人間関係の悩みの質が違うことも見て取れます。

 

悩みの対象が時間とともに変化するように、新人への嫉妬心も時が経てば薄れていくはず。とはいえ、人間関係で辛い気持ちになったら、うまく気持ちを切り替えられようになりたいものです。リフレッシュする方法を見つけるなど、気持ちをリセットする工夫が大切かもしれませんね。

 

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文／内田裕子

参照／エン・ジャパン株式会社「仕事の悩みについてのアンケート調査」https://corp.en-japan.com/newsrelease/2018/15660.html