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子どもの病気に「タイミングいいね」心ない嫌味がママ社員を傷つける!!

コミュニケーション

2019.06.25

お迎えがあるから残業はできない、子どもが熱を出せば早退しなければならない…産休・育休から復帰した多くのママ社員たちは、これまでの働き方では経験したことのない「壁」にぶち当たります。ただでさえ肩身の狭い思いをして、迷惑かけないように必死に頑張っているママたちに、心ない嫌味が降りかかりました。「働き方」に苦悩する、ママ社員のお話です。

 

 

■子どもの病気に理解のない先輩社員(あやのさん/ 33/ SE

iStock.com/Sasha_Suzi

年明け早々、4歳の娘がインフルエンザにかかりました。なんとか高熱は治まったものの、娘は1週間近く外出禁止に。仕方なく上司に事情を連絡し、本来の正月明けより4日も遅い出勤の見通しとなりました。

幸い自宅でも仕事ができるので、休みの間は家で作業をすすめることに。「よかった。これなら自分の仕事は迷惑かけずに片づけられそう」とひと安心。そして外出禁止期間が終わり、ようやく私も出勤しました。

ところが、職場に着くなり女性の先輩が近寄ってきて「長〜いお正月休みでしたね」と言ったんです。「ご迷惑をおかけしました。娘がインフルエンザで…」と伝えると、「そりゃまたタイミング良くかかったのねぇ〜!」と言い捨てて去って行きました。

心配してくれとは思いませんが、タイミング良くって…家で仕事をしていたので、サボっていたわけでもありません。いまでも「長〜いお正月休み」という言葉を思い出しては、腹立たしい気持ちになります。

■私もお気楽に働きたーい(りかさん/31/事務)

iStock.com/AaronAmat

育休が明け、1歳の娘を保育園に預けて働いています。お迎え時間がギリギリなので、残業はほとんどできません。その代わり忙しいときは、お昼休みにランチに行かず、おにぎりを食べながらデスクワークをしています。

そんなある日、同僚の独身女性から「りかはいいよねー、定時でちゃっちゃと帰れて」とうらやましがられました。返事に困っていると「私も早く帰って、ドラマとか見たいわ~」とさらに続けてきたのです。

そのほかにも「お先に失礼します」と声をかけると「あー、私も買い物しに行きたーい」「帰って寝たーい」といった言葉が返ってくるように。産休に入る前と同じだけの仕事量をこなしているのに…。

挙句の果てには、「私も結婚して、お気楽に働きたいなー」と言われることも。お気楽どころか、あんたみたいな嫌味な女にストレス抱えながら働いてるって! 毎回イライラしつつ保育園に向かっています。

■むしろ残業したいのに、させてくれない(ようこさん/35/事務)

iStock.com/bokan76

わが家は共働きで、家計はギリギリの状態です。4歳と2歳の娘の保育園代も高く「とにかく稼がなきゃ」と毎日必死の思いで働いています。仕事は残業が多いけれど、残業代はきっちり支払われるので割に合っていると思える環境でした。

そんななか、職場の女性が「あとは私が引き受けるわ」と私のもとにやってくることが多くなったのです。「いえ、これは私の仕事なので」と断っても「いいからいいから」と聞く耳をもってくれません。

「お子さんが待ってるでしょ」「いえ、今日は主人がお迎えに行くので」「それでも家で待ってるじゃない」と一歩も引かない彼女。しかも、翌日「昨日やっておいたわよ」と渡してきた書類は間違いばかり。結局、私が修正作業に追われることに。

あるとき、お手洗いで「残業代出るんだから、ゆっくり仕事したほうが得だよねー」と言う彼女の声が聞こえてきました。残業していた頃より大幅に収入が減った私は、むしろ残業したい気持ちでいっぱいなのに…モヤモヤしています。

iStock.com/william87

「女性が働きやすい職場」とは、独身・既婚、子どもの有無、ひいては男女の別なく「全員が働きやすい」職場のこと。お互いの立場をやっかんだり嫉妬したり、あるいは不公平に思ったりすることのない風土が、ママ社員を守ることになります。後に続く女性たちがもっともっと働きやすくなるように、職場の「文化」を変えていけたら、と思います。

 

ライター:楠 ゆず
娘と夫、茶トラの猫の3人+1匹で暮らすフリーライター。思い切ってマンションを購入し、ローンパラダイスへ突入中。幼児教育にハマってしまい、興味をもった教材は手に入れないと気が済まない。おかげで家には教材の山が…。断捨離欲と収集欲の葛藤に悩む日々です。

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