2018.07.27
2021.03.01
既婚者好きの女性は、意外と多いもの。そんな女性が、男性に近づくときの口実として使う常套手段が「相談」。「仕事のことで教えてほしい」「恋愛について相談したい」などと言って、言葉巧みに既婚者に近づく厄介な彼女たちのことを〝相談女〟というそうです。
実際に〝相談女〟に大事な夫を狙われた妻たちに、〝相談女〟の実態を聞きました!
旦那のお人よし加減につけ込まれてます(恵さん/31歳/事務員)
私の旦那は、とにかく困っている人を放っておけないお人よしです。そんな性格もあってか、管理職になったいまは、部下からも信頼される良い上司。でもその反面、少し困ることがあるんです。
先日、定時で帰るはずの旦那の帰りが遅く、聞くと「中途採用で入った女性の部下から『仕事の相談がある』と言われ、話を聞いていた」とのこと。旦那の性格上よくあることなので、そのときは深く考えていませんでした。
しかしそれからというもの、同様に帰りが遅くなることが多くなり、相手は決まって「あの女」。あげくの果てには休日まで、「相談がある」と電話がかかってくるようになり、人のいい旦那は休みを返上して、彼女の悩みに真剣に答えているではありませんか!
さらに最近、彼女からのボディータッチが多くなってきたということで…「相談」が旦那に近づく口実であることは明らかでした。
旦那に「相談なんて、ただの口実よ! つき合うことない!」と言っても、「こんなおっさん狙わないよ! 彼女は真剣に悩んでいるんだと思う」と、どこまでもお人よし。これ以上悪い虫がのさばらないよう、そろそろ彼女への接触を計画しています。
「夜の生活」の相談まで、する?!(穂香さん/35歳/事務員)
「パパは意外と頼りがいがあるんだぞ!」。ある日、旦那が娘に向かって自慢げにそう言っているのを耳にしました。最近やたら機嫌がよく、楽しそうに会社に行く姿が気になってはいたので詳しく話を聞くと、なんと〝相談女〟に狙われていたんです!
わが家は、幼稚園と小学生の娘ふたりなので、完全に「女性上位」です。そのため、家庭内での旦那の地位は低く、「頼りないパパ」のレッテルが張られていました。でも妻が言うのもなんですが、顔だけはそこそこ良い旦那。
そんな旦那に、会社の若い事務員がよく相談をしているみたいなんです。最初は「仕事の相談がある」と言ってふたりでランチに行ったようですが、だんだん内容がエスカレートしていって…いまでは、「彼氏との夜の生活」の相談までされているようなんです。
明らかに異常な状況にも関わらず、普段頼られることのない旦那はそれがとてもうれしいようで、意気揚々と私にも話してくれます。包み隠さず嬉しそうに話す旦那を見ていると、旦那にやましい気持ちがないのはわかったのですが…問題はその女。
腹が立っていた私は、会社の家族バーベキュー大会でその女に会った時に、「いつも夫から聞いてますよ! 仕事以外の相談なら、同性の先輩の私が聞いてあげるわ~!」と皮肉たっぷりに言ってやりました。それからというもの、彼女からの相談は減ったようでひと安心。…でも、会社に行く旦那の背中は少し寂しそうです(笑)。
メールの誤送で関係が発覚(理恵さん/36歳/保育士)
私の旦那はまんまと〝相談女〟引っかかってしまいました。
ある日、旦那と私の共通の友人から「変なメールがきたよ?」と転送メールが。内容を見ると「君には僕しかいないんだね。君のためならなんでもするよ」と…実はこれ、旦那が〝相談女〟に送るはずのメールを、友人に誤送したものだったんです。
旦那に〝相談女〟が付きまとっているのは知っていましたが、まさか既に陥落されていたとは思いもしませんでした。相手は旦那と同期入社の、お世辞にも決してきれいとは言えない独身の女性。でも、とにかく男性に甘えるのがうまいんです。しかも、最悪なことに既婚者好きで…。
腹が立った私はその日、帰宅直後の旦那を問い詰めました。「ただの相談だ」と言い張る旦那に、「自白は無理だ」と判断して例のメールを見せると、決定的証拠に驚いてうつむきました…でも旦那だってある意味、被害者です。
数日後、その女と旦那と私の3人で話をする機会を設け、彼女に「二度と旦那に近づかない」という約束をさせました。しぶしぶ了承する彼女の図太い態度を見ながら、「こんな女のどこが良いんだろう?」と、改めて旦那のセンスを疑いました。
「頼られたい」という男ゴコロを上手に利用するのが、〝相談女〟の手口。最初は仕事の相談にのっていても、気づいたころには相談女に引っかかっているなんてケースも!?
妻からしたら本当に厄介な相手ですが、彼女たちから夫を守れるのは、あなたの愛だけかもしれません。
ライター:葛西 明