2018.06.30
2018.09.10
夫の怪しい行動、見慣れない持ち物に証拠の品…「これは浮気してるに違いない!」と思っていきり立ったが大間違い! 女のカンも、たまにはハズれることだってあるんです(笑)。
今回はちょっぴり先走ってしまった妻の、勘違いエピソードをご紹介します。
〝休日出勤〟なのに、会社とは違うところへ…(遥香さん / 33歳 / 飲食店勤務)
だいたい旦那は朝が苦手な人で、平日は息子に起こされてようやくダラダラ起きだします。それなのに、休日に限ってシャキッと起き、すばやく準備して出かけていくなんて、「これは女に会いに行ってるに違いない!」。
そこで前日に息子を実家に預け、その日は出かけた旦那をこっそり尾行…。いつもと違う髪形に、サングラス、クローゼットの奥にしまいこんでいた10年前の服で変装。もともと鈍感な旦那ですから、絶対にバレません。
電車を乗り継いで、たどり着いた先にはカフェ。「ここで待ち合わせってわけね…。チクショー!」と思いながら様子をうかがうと、旦那は、カフェの横にある階段を上って、2階へ。よく見ると、そこには旦那の会社名が…。旦那は会社の「出張所」で、ここで休日出勤をしていただけだったです。
安心したような、恥ずかしいやらで、一気に脱力。でも、せっかくなので、旦那の働くオフィスの下のカフェでおいしいカフェラテを一杯いただいくことに。見つからないうちに逃げ帰りました。
〝女〟からの電話番号つきメモを発見!(華穂さん / 29歳 / 事務員)
うちの旦那は自営業。そして事務員をしている私にも、ときどき残業があります。娘のお迎えは、時間に融通の利く旦那が担当。よく遊んでくれますし、料理も掃除もそつなくこなす、できた旦那なんですが、ある日を境に様子がおかしくなりました。
残業を頼まれたので、お迎えを頼むと、「今日は仕事でいけない」と言うんです。それからなにかにつけ「仕事が」と言うように…。そしてある日、旦那のポケットから「いつも優しくしてくれて、ありがとうございます」という電話番号つきのメモが!
丸くてかわいらしい筆跡は、絶対に女!
気になった私は、旦那が出かけて行ったタイミングを見計らい、思い切って電話番号にかけてみました。しばらくコールが続いた後に、電話の向こうから聞こえてきたのは、優しいおばあちゃんの声…。
戸惑いながらも旦那の名前を出してみると、ほがらかに「いつもお世話になってますよ~」というおばあちゃん。話を聞いてみると、どうやら夫は仕事の少ないシーズンに、老人ホームで介護のアルバイトをしていたのだとか…。
お手紙は電話に出てくれたおばあちゃんからのもので…。話をききながら、恥ずかしさでいっぱいでした。その後しばらくして、こっそり貯めたであろうお金で、旦那は誕生日プレゼントを贈ってくれました。疑って本当にごめんなさい。そして、本当にありがとう!!
見慣れないバッグに「ピンクの靴とスカート」…誰の!?(啓子さん / 35歳 / 飲食店勤務)
ある朝、旦那の部屋に見慣れないバッグを見つけました。何気なく好奇心で覗いてみると、なかにはピンク色の靴とスカートが! 明らかに女物です。「どうして旦那がこんなものを…まさか浮気!?」そう思いながらも、そのときはバッグをそっと元の場所に戻しました。
次の日、旦那はそのバッグを持って朝早く出かけて行きました。どうせ、聞いても正直に答えるはずもありません。行先は聞きませんでした。
夕方頃にいったん帰ってきた旦那は、シャワーを浴びて、それからまた外出。
「もしかして、夕食を食べに行って、そのままホテル!?」なんて想像が頭のなかを駆け巡り、子どもを寝かしつける時間まで、ずっと悶々としていました。そして、夜遅くに旦那が返ってきたので、私は勝負に出ました。
「どこへ行ってたのよ!」「あのスカートはなに!」と問い詰めまたんです。すると、旦那はニヤニヤしながら、カバンからゴソゴソと1枚の紙を取り出し、私に見せました。そこには、「ゴルフコンペ入賞…」と書かれていました。
どうやら今日は会社のゴルフコンペで、あのウェアは初参加の女子社員へのプレゼント用に会社が注文し、旦那が預かっていたものとのこと。
確かによくよく見るとスカートは確かにゴルフ用で、夕方は一旦帰ってからコンペの参加メンバーで打ち上げだったそうです。すっかり勘違いして赤くなっている私。「ヤキモチ??かわいいやつだな」と、旦那になでられてしまいました…照。
「なにかおかしい!」と感じると、想像を膨らませすぎて、つい疑ってしまうことも。恥ずかしい勘違いですが、ある意味それも、愛情の裏返しなのかもしれません。
もし、あらぬ疑いをかけてしまったときは、素直に謝るのが一番。きっと笑い話になる日が来るはずです。
ライター:藤崎陽菜
ネイリストとして働く傍ら、美容・恋愛ライターとしても活動中。ママ友とのおしゃべりは大好きだけど、最近でき始めているママ友派閥のとりなし役になっているのが悩みの種。公務員の夫と、2歳になる娘と三人暮らし。