「不倫したのは、君の幸せを思ってのこと」(志保さん/33歳/不動産事務)

 

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不倫した旦那のほうから別れを切り出してきたのですが、その理由が本当に最低で最悪。「不倫相手と一緒になりたい」「もう気持ちがない」とか、正直に本音を話してくれたのなら、ショックだけどまだ受け止められると思うんです。 でも、旦那は「君にはもっといい人がいると思う。君の幸せを思って不倫したんだ。だから別れてほしい」と…そのときは、言っている意味がわからなさ過ぎて呆然としました。 まるで自分を正当化するような別れ話に、どんどん怒りがこみあげてきて。相手の幸せを思って、不倫なんてするわけがないですよ。「そんな別れ話が通用すると思う? ふざけるな!」と激怒。いままで本気で怒ったことはなかったので、その姿に旦那も驚いたみたいです。 するとようやく「すみません、彼女と一緒になりたいです…」「俺が100%悪いです」と泣いて謝ってきました。不倫しておいて、かっこよく別れようなんて、許せないですよね。離婚には応じましたが、し~っかり慰謝料をもらいました。

 

 

自分勝手な言い分に納得いかないのは当然のこと。本音から逃げるような男性とはお別れを考えるのも、ひとつの正解なのかもしれません。あなたならこの理不尽な理由での別れ話、どうしますか? 

 

文:白藤やよ