両親にも子供にもどちらにもメリットのある学童保育ですが、メリットだけではなく、当然ながらデメリットもあります。 まず、保育料の負担ということになります。料金は一定ではなく、公営・民営によっても違ってきます。公営の場合は、およそ月4千円から8千円といったところになります。ですが、民営となると、数千円から10万円というほど施設によってバラツキが出ているのです。 ですから、公営に人気が集中してすぐに定員となってしまい、入れないといったことが起こっているのです。公営に入れさえすればよいのですが、民営に入らざるを得ない状況となってしまうと、料金がかなりのデメリットとなってしまいます。 子供によっては、集団生活が苦手ということもあるのではないでしょうか。学童保育で集団生活に慣れてくれればよいのですが、そうでない場合は子供にとってはかなりのストレスとなってしまいます。これは子供にとってもデメリットとなってしまいます。 他には学校行事と同じように、保護者会への参加が求められます。もちろん役員も持ち回りで担当しますから、これが負担に感じる家庭は少なくありません。

■まとめ

学童保育は、子供が帰宅する時間帯に母親または父親が家にいる家庭では、それほど必要ではありません。ですが、近年は共働きの家庭も増えてきており、それを支えるためにできたものです。機能自体はとてもよいものなのですが、利用者が増加したことにより、待機児童の問題や指導員の質といった、さまざまな問題も抱えています。 学童保育がどういったものか、またメリットやデメリットもここで挙げたもの以外にもいろいろあります。実際はどうなのかをしっかりと考えた上で、利用するかどうかを考えて見てください。