2019.01.18
お嫁に行くと、多かれ少なかれ親戚付き合いが増えるもの。旦那さんに兄弟がいた場合、気を遣う相手は義両親だけではなくなるかもしれませんね。実は最近、「義理の姉に困っている」という女性の相談が注目を集めています。
おしゃべりな義姉に家庭事情を暴露されている?
ご近所付き合いや地域のお祭りなどに積極的な義理の姉。女性は義姉について「面倒見のいい人なのですが、おしゃべりで多少警戒している」と言います。どうやら同じ地域に住んでいるため、ご近所さんに女性の家庭事情が筒抜けになってしまっているそう。
付き合い方を改めるべきか悩んでいる女性は、アドバイスを求めます。するとネット上には、「所詮他人なので無理しない程度の付き合いでいいと思う」「家庭事情がご近所に筒抜けって最悪の状況。油断したらいつの間にか居場所なくなってるよ」「急に接点を減らすのは不自然だから、自分から連絡を取る機会は少しずつ減らした方がいいかもね」といった意見が上がりました。
今回のケースは義理の姉が難ありだったので、「距離を置くべき」というアドバイスが大半。では実際のところ、世間の人たちは義姉とどんな関係性を築いているのでしょうか。
ほとんどの人が上辺の付き合いをしている?
お嫁さん同士といえど、何かしら思うところのある人は多いようす。「お盆と正月くらいしか会う機会はないけれど、スゴく苦手なのでなるべく関わらないようにしてる」「なぜかライバル視されてて会う時はいつも居心地が悪い」「義姉じゃなく義妹がいて、普通に良い子だし仲良くしてるけど心は開いてない。向こうも開いてないのが分かるから、まぁ他人として会ったら友達にはならないタイプ」などのコメントが見られました。
また中には、「年齢が近いので、姑関係とかを分かってくれる貴重な存在」「子どもの年齢が近いからお互い良好な関係を築けてると思う」「親戚が多いんだけど、お盆の帰省時に義姉と一緒に料理や洗い物をしてたら戦友みたいになった」という人も。彼女らを取り巻く環境や状況次第では、仲良くなれるケースもあるようですね。
しかし一方で、「義理の母から義姉と比べられるのが嫌」といった声も少なくありません。義両親からすれば「自分の息子に嫁いできた女性」という立場が同じなので、やはりどうしても比較対象になってしまいます。
もしも義両親に比べられているのなら、それを意識せずに付き合いを続けるのは難しいもの。義理の姉という存在は、ある意味近いようで遠い存在なのかもしれません。
理由もなく嫌いになることもある? 女性同士の複雑な関係
女性は義理の姉や妹に苦手意識を持つ人が多いよう。Googleの検索エンジンに「兄弟の嫁」と入力すると、予測変換には「嫌い」というワードが出てきます。検索してみると、そこには匿名掲示板などに書きなぐられた義兄嫁・義弟嫁の悪口ばかり。中には旦那さん側から、「女性は男兄弟の配偶者って嫌いですか? 私の姉が嫁のことをあまり気に入ってないみたいです」という相談も見られました。
ちなみにその相談には「仲良くする必要性を感じない。赤の他人だから」「女の敵は女。理由もなく嫌いになることはある」「義兄弟は、ヘタをすると義両親より厄介」など、女性からの厳しい意見が寄せられています。女性特有の感覚は、旦那さんには理解できないところがあるのかもしれません。
微妙な関係性から生じた溝は、埋めるのも大変そう。せめて大きなトラブルを招かないようにしたいですね。
文/河井奈津