2019.01.27
夫の実家が遠方だと会う機会も少ないので、どのように接すれば良いか分からないものです。普段から頻繁に会っているならフレンドリーに接することもできますが、めったに会わない関係だと、自分の行動次第では非常識に思われてしまうこともあるので気をつけたいですよね。
義両親の家に遊びに行くとき、新年の挨拶以外に嫁のマナーとしてすべきことはどのようなことがあるのか、まとめてみました。
■帰省の前には連絡を入れる
遠方に住む義両親の家に行く場合、ほとんどが年末年始やお盆などではないでしょうか。しかし年末年始やお盆は義両親も予定を入れていることが多く、いきなり息子夫婦が帰ってくると、逆に困らせてしまうこともあります。
夫は自分の実家なのであまり深く考えず、帰りたいときに帰れば良いと思っていますが、義両親にも都合があります。結婚していないときは急な帰省は喜ばれますが、結婚してからだと嫁の気が利かないと思われてしまうこともあるでしょう。
帰省する日が決まったら早めに連絡を入れ、義両親の都合に合わせて帰省するようにしましょう。あまりギリギリだと乗車券やチケットがとれない場合もありますので、なるべく早めに予定を決めて連絡を入れることをおススメします。
■手土産を用意する
夫の実家に帰省するときは、必ず手土産を用意しておきましょう。帰省したときに親戚周りをする場合は、伺う親戚の数だけ用意する必要があります。
夫は何も買わなくていいというかもしれませんが、その言葉を鵜呑みにしてはいけません。手土産を持っていくだけで嫁としての株が上がることは間違いありませんので、気の利いた手土産を持って帰省しましょう。
できれば前もって夫に義両親の好みを聞いておき、好物のお土産を持っていくと良いでしょう。もし好みが分からないようであれば、それとなく姑に好みを教えてもらうようにしましょう。
新しい物好きな義両親の場合、地元で話題になっている食べ物や、有名店のお菓子なども喜ばれるのではないでしょうか。
風呂敷を用意し包んで持っていくのも喜ばれるでしょう。それほど形を気にしないのならお土産用の紙袋に入れていき、紙袋からお土産を出して渡すようにしましょう。
■服装に気を付ける
帰省する初日は、なるべくシンプルで清楚な服装を選んで着ていくようにしましょう。オシャレすぎたり派手な服装だと、家事や子育てをするのに洋服を汚れてしまうのでは?と義母に心配を掛け、お嫁さんに手伝いを頼みづらくする可能性もあります。
何泊もする場合や子どもがいる場合は、動きやすいパンツやスニーカーも用意して持っていきましょう。
■家事は積極的に手伝う
めったに帰省することがないと、勝手に台所をさわって良いのか迷ってしまいます。人によっては台所をさわられるのを嫌うこともありますので、義母にお手伝いすることを伝たときにどのような反応をするかを見て、家事を手伝ったほうが良いか決めましょう。
本当は手伝ってほしいと思っていても「遠くからきたから疲れているでしょう、休んでいて大丈夫よ」と言葉をかける義母もいますので、手伝わなくていいといわれた場合は洗い物をしたり、配膳をするなどして、自らできることを探しましょう。
一緒に動いていると連帯感が生まれ、だんだん義母も心を開いてくれて、これをしてほしい、あれをしてほしいとお願いしてくることでしょう。
■お風呂の順番に気を付ける
義両親の年代のでは、お風呂に入る順番も決まっています。家長が一番先に入り、それから子どもや母親が入るといったご家庭もあります。
お客様が来ている場合はお客様に最初に入ってもらうので、もし自分が先にお風呂をすすめられた場合は、お客様扱いされていることが考えられます。
このような習慣のあるご家庭の場合には、すすめられた場合でも一番にお風呂に入るのは控えた方がよさそうです。
子どもと一緒に入らなければいけない、まだ後片付けがあるからなどと伝え、先に義父に入ってもらうようにします。夫の家では、基本的に最後にお風呂に入るつもりでいたほうが良いでしょう。
■寝る時間と起きる時間は義父母に合わせる
普段、自宅では就寝時間が遅かったり、起床時間が早くなかったり。といった場合でも、義父母の家に行ったときには、義父母の生活時間に合わせ、その時間帯に寝起きすると、義父母の生活リズムを崩さずに済みます。
義父母と全く同じ時間に寝起きするのではなく、それよりも気持ち早めに起きたり義父母が寝た少しあとに寝るのが良いでしょう。
義父母の生活リズムと普段の生活リズムが大幅にズレてしまうと、ストレスを与えたり、疲れさせたりしまうことがありますので、家に泊まる場合には、できるだけ負担を掛けないよう義父母に合わせた生活・気遣いが必要です。
■まとめ
帰省したときに気を付けなければいけないことはたくさんありますが、自宅に帰った際には、無事に自宅に着いた報告と、お礼メールや電話は必ず入れて、感謝の気持ちを伝えるようにしましょう。