2018.09.28
結婚して初めて姑の料理を食べたとき、あまりのマズさにびっくり! なんて経験があるママは意外と多いよう…。でも、マズいなんて言えるわけないですよね。そこで今回は、姑のマズ~い料理と、その対処法についてご紹介します。
えっ!? 調味料を忘れたの?(優さん / 35歳 /派遣)
旦那の祖母は糖尿病で、そして祖父が胃ガンで亡くなったこともあり、義理の実家の料理はすべての味が薄いんです。結婚して、初めて姑の料理を食べたときの驚きと言ったら! 病院食ですよ…。みんなおいしいと言って食べているので、私も残さず食べましたけどね。
子どもが初めて姑の料理を食べたときは「ばーばのお野菜は全然味がしないね~」と言うのであせりましたが、姑は「味が濃いのは体に悪いのよ」と言って、無理やり食べさせていました。
から揚げもしょうが焼きも下味が少しするだけなので、私は見えないところでサッとしょうゆや塩をかけて食べています。薄味の料理のなかでも唯一食べられるのがカレー。遊びに行ったときは「お義母さんのカレーが食べたいです!」と言ったり、「たまにはお寿司かピザを頼みませんか?」と提案したりして乗り切っています。
とはいえ、旦那も薄味で育ったため、わが家もかなり薄味で作るように。私自身も、だんだんと味覚が変になってきている気がしています…。
あま~~い! 芸人ばりに叫びたくなります(美香子さん / 38歳 / 美容師)
姑の料理は、どれもこれも味付けが甘いです。煮物はもちろん、野菜炒めもから揚げも甘いから驚き。なんでも砂糖とみりんを入れるとおいしくなると思っているようで、ドボドボ入れているのを目撃してからは、完全に食べる気が失せました。
それでいて人にごちそうしたがるので、本当に困っています。大量に作ってタッパーに入れて持たされることはしょっちゅう。全部旦那の弁当に入れるようにしています。
しかも、白米と味噌汁にメインのおかず一品のみで、副菜がまったくないんですよ。サラダや漬物で箸休めすることができないので、味噌汁とお茶で流し込んで食べています。おかげで旦那は白米さえあれば、おかずは一品でもなくてもオッケー。たしかに、助かってはいますけど。
姑の家におじゃまするときは、必ず自分で作ったものをタッパーに入れて持っていくか、お刺身や惣菜を買って行くようにしています。
姑はどう思っているかわかりませんが、さすがに甘いおかず一品だけでご飯を食べるのはちょっと…。つらすぎるので仕方ありません。
賞味期限切れ食材のオンパレード(美優さん / 36歳 / パート)
姑は98歳で亡くなった祖母と同居していたこともあり、料理はすべて食べやすいようにやわらかく作っていたようなんです。だから、いまだに白米もべちゃべちゃ、煮物の野菜もぐちゃっとしていて本当にマズくて……。
旦那もそれを食べて育ってきたものだから、普通の水分量でお米を炊いても「かたい」って言うんですよ。なので、うちにごはんを食べに来た実母が「おかゆみたい」って言うくらい、わが家のごはんもやわらかく作らされています。
やわらかすぎる料理はまだ食べられるからいいのですが、一番の問題は賞味期限切れのものを使って料理すること。それも肉!
消費期限が3日も過ぎた肉のニオイをかいで「大丈夫だわ」って言って料理しているんですよ。何ヶ月前に冷凍したの? と思うような、霜が付きまくった魚やソーセージを使っていることもしばしば。
食べたら明らかに冷蔵庫臭がしてマズいし、肉のくさみもすごくて……。最近では「姑の家に行く=うちがごちそうするので外食にする」というルールをそれとなく作っているところです。
性格の不一致も困りますが、味覚の違いは本当に悩みますよね。ハッキリ伝えるのは失礼になってしまうので、それとなく自分が作ることを提案したり、外食にしたりして回避したいもの。
ただし、あくまでも角が立たないように、上手に断るのをお忘れなく。後々、大変な事件になるのは避けたいですからね。
ライター:木村 百
情報誌の編集者として激務をこなした後、フリーライターに。2人の子どもの育児ストレスでイライラしつつも、日々の自分磨きは欠かせないアラフォーです。実母も姑も近所で暮らしているため、いまも未来も不安は尽きず。毎晩のお酒だけがパワーの源。