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「男の子を産んで!」跡取り息子を催促する姑プレッシャーのかわし方

コミュニケーション

2018.08.16

2018.09.10

どれだけ時代が変わっても、いまだに「孫は跡取り」と思う姑は存在します。まだまだ、います。男の子でも女の子でも同じ孫なのに、「次は男の子を産んでね」と言う姑の、心ないプレッシャーに苦しむママもたくさん。先輩ママたちはどうやってかわしてきたのでしょうか?

あまりの暴言にとっさに出たのは…(朋子さん/32/学校教師)

主人の家は代々教師をしている一家で、前任の学校で知り合って結婚しました。「教師一家の血を途絶えさせたくない」と思っている姑は、会うたびに「男の子を産んでね! 次の時代に名を残す教師にするんだから」と鼻息荒く宣言しています。

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「生まれてくる子どもが男の子であろうと女の子であろうと変わらないし、産み分けも必要ではない」と私たち夫婦は思っています。なのに妊娠報告に行ったとき、姑から「男の子よね? 女の子はいらないんだから、女の子だったら考えなさいよ」と言われました。

あまりの心ない発言にショックを受けて、なにか言い返さないと気が済まなくて。その時に「生まれる子どもの性別は、卵子と結合する精子の染色体による」という内容の記事を思い出したんです。

とっさに「わかりました、『お義母さんが男の子しか認めないと言っていたから、あなたの精子を男の子のだけにしといて』と主人に伝えますね!」と。すると「息子にはそんなこと、言わないでちょうだい!」と言われました。

その一部始終を主人に話すと、私以上に怒ってくれました。主人が義母を説き伏せたのか、それから「男の子を産め」と言ってくることはなくなりました。

夫がきちんと言ってくれたことで解決 (千代さん/42/コンビニ勤務)

姑には妊娠中からずっと「女の子は苦手なのよね。だから男の子を産んでちょうだい!」と口うるさく言われ続けていました。ただでさえ不安定な時期に、そんなプレッシャーまで与えられたのがいけなかったんだと思います。切迫早産の可能性があると入院までしました。

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男の子でも女の子でも、私たちの愛する子どもであることには変わりない、というのは夫婦共通の思いでした。「産まれてくる子どもだけじゃなく、私もお義母さんに否定されているようでツラい。こんなことになるなら妊娠なんてしたくなかった」と病室で泣きながら、旦那に訴え続けました。

お見舞いに来た姑はいつもより口数も少なく、いつものように「男の子を産んでくれ」とは言いませんでした。帰り際に「ごめんなさいね」と姑が言い、逃げるように去っていったあと、旦那が来て「母さんにはちゃんと伝えたから。僕らは僕らでいいからね」と優しく背中をなでてくれました。

孫が生れてからというもの、「女の子かわいいものね。うちには男の子しかいなかったから、知らなかったわ。あの時は本当にごめんなさい」と姑は反省しているようです。いまでは姑との関係も良好で、幸せいっぱいです。

毅然と言い返すと決めました(菜々子さん/37歳/IT業)

「孫が生まれてうれしい」と口ではいうくせに、娘が生まれてからの姑は明らかに落胆した様子。そんななかで二人目を妊娠しました。会うたびに「次こそは男の子よね! 跡取りが必要なんだから男の子を産んでおかないと!」と言う姑…また言われたら、口には口で毅然と返そうと決心しました。

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ある日、「次は男の子!! 性別がわかったらすぐに教えて」と言われ「私たちはどっちでもいいと思ってますよ〜。家のためでもお義母さんのためでもなく、私たちの子どもなんですから〜」と冗談交じりに明るく返しました。

また別の日には「まだ性別がわからないの? 早く教えてもらいなさいよ! また女の子だったらどうするの?」と半ばキレ気味に言われたときには「あはは〜。じゃ、お義母さんがもうひとり男の子を産んだら。私たちは『絶対男の子がほしい』と思ってるわけじゃないですよ」と返しました。

ときにはトボけ、ときには毒を混ぜて毅然とかわしていたら、姑も察したのかそれ以上言ってくることはなくなりました。幸いにも第二子は男の子でしたが、姑が弟をかわいがるのを見るたびに長女が不憫になります。

そんなときは「お姉ちゃんさびしいね〜。ばあばのこと大好きなのにね〜」と聞こえるように言います。すると姑は、バツが悪そうにしながらも娘のことも構ってくれています。私にとっては結果オーライとなりました。

「跡取り息子を産め」と言う姑は、事実、まだまだいます。だからといって、その暴言を真に受ける必要もないと思います。夫にうまく立ち回ってもらったり、自分たちの考えをきちんと伝えたりして、生まれてきた子どもが歓迎してもらえる環境を作ってあげたいですね。

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ライター:武田みゆき
女の子と双子の男の子、三人の育児に励むシングルマザー。旦那を見切って、保険のお仕事と、医療・美容コラムのライターのお仕事を兼業中。毎日、一進一退中!? 働くママ、がんばります!

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