一言一句、そのまんま(あんなさん/40歳/教師)

 

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旦那と息子にはニコニコしているのに、私にだけ愛想が悪い姑にイライラしていました。もともと姑とは仲がよくなかったのですが、最近になってますます関係は悪化するばかり。ついには、挨拶すら無視されるようになってしまいました。 「なにか気に障ることしたっけ? 嫌いな感情が伝わったのかしら」と不思議に思っていたのですが、原因は分からないまま。電話で話すのさえも億劫になったので、用があれば旦那に伝言を頼んでいました。 ある日、家のなかで旦那の話し声が聞こえてきたんです。どうやら相手は姑の様子。「帰省のおみやげの希望を聞いてくれてるのね」と思っていると、旦那の口から思わぬ言葉が…。 「『あの人にみやげの希望聞いといて』って言われたんだけど、なにがいい?」


「なんでもいいは困るって言ってたぞ。『どうせ文句言うから』って」 そう、私の一言一句をそのまま伝えていたのです。姑のことを「あの人」と呼んでいることも、しぶしぶおみやげを選んでいることもバレてしまいました…姑の私に対する塩対応は、これが原因だったんですね。