夫婦で話し合った「人工授精」という手段(あきさん/34歳/自営業)

 

PIXTA/metamorworks

 

一人目を妊娠してからというもの、もう完全にレス状態の私たち。産後は寝室も別々になり、いってらっしゃいのチューすらしなくなりました。最初は寂しさもありましたが、もはや何も感じないように。よくも悪くも、本当にただの家族としてしか見れなくなったんです。 しかし、結婚する前から「子どもは2人以上ほしいよね」と、よく話していました。とはいえ、レス状態なのに無理矢理するのも、お互いストレスが溜まるだけ。 夫婦で相談した結果、二人目が欲しいという気持ちはいまでも変わらないため、思い切って人工授精に挑戦することにしました。婦人科に通う必要はありますが、「子どもを作るために仕方なく」夫婦の営みをするよりも自然だと感じたんです。 月に数回の通院と、1回の人工授精をあわせて数万円はかかります。経済的な負担もありますが、夫婦で希望を話し合ったことが、効率的に進んでいるので満足しています。

 

 

 

文:楠 ゆず
娘と夫、茶トラの猫の3人+1匹で暮らすフリーライター。思い切ってマンションを購入し、ローンパラダイスへ突入中。幼児教育にハマってしまい、興味をもった教材は手に入れないと気が済まない。おかげで家には教材の山が…。断捨離欲と収集欲の葛藤に悩む日々です。