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■マンネリになりがちなことを知りましょう

ところで、長く一緒にいる夫婦がついマンネリになりがちな行動はどういうものでしょうか?


例を挙げると同じレイアウトの部屋で過ごしてしまうことです。部屋のレイアウトがいつも一緒だとマンネリに感じるかもしれません。


家具や家電は大きな買い物なので、次々と新製品に買い換えるようなことはできないと思いますが、インテリアの模様替えならそれよりも簡単にできます。


全部屋模様替えをするのは難しいので、まずは一部屋の印象を変えてみてはいかがでしょうか。新しい観葉植物を購入してみる、家具の配置を換えてみるといった少しの工夫で部屋の印象が変わりますよ。


部屋の模様替えは二人で行ったり、新しく購入するものは二人で選んでみたりするのもいいですね。


一緒にいることに慣れてしまうと、相手に感謝の気持ちを言葉にすることを忘れてしまいがちです。付き合い始めのころは、言葉をちゃんと口に出していたのに、結婚して何年も経つとつい相手の親切や優しさが当たり前になってしまうということがよくあります。


相手も感謝してほしくて何かしてくれるとは限りませんが、嬉しいと思ったら気持ちを伝えるのを忘れないようにすると関係が良好になるのではないでしょうか。


自分のためによいことをしてくれた相手に対してプラスのストロークで応じ、お互いに思いやれる関係になったらいいですね。


反対に、相手に何か迷惑をかけてしまったら言葉に出して素直に謝るのも大切です。コミュニケーションを絶やさないようにしましょう。


お互いに趣味をもっているとひとりの時間を楽しめるようになります。 新しい趣味ができると生き生きしますので人間的な魅力が増すでしょう。


一緒にいないときも充実した時間を送っているような配偶者であれば、結婚生活が長くても話題が絶えません。


もちろん、夫婦で一緒にできる趣味に取り組んでみることもおすすめです。

■恋人気分に戻ってみましょう

現在は恋愛結婚がほとんどですので、結婚前は二人の時間を楽しんでいたという人が多いのではないでしょうか?結婚をすると育児や家事などに追われがちですが、時には恋人気分に戻ってみるのもマンネリ打破につながるよい行動です。


でも、急に恋人気分に戻れと言われても困ってしまいますよね。では、どのようなことをすれば恋人気分に戻れるのでしょうか。


ひとつは手をつないでデートすることです。手をつないで一緒に歩く夫婦は仲良し夫婦という印象ですし、相手との距離が縮まるのでドキドキするかもしれません。


結婚生活が長いと、夫婦は男女というよりも家族という意識になりがちですが、たまには手をつないで歩いてみるのもいいですね。


次はお泊まりデートです。家で一緒の寝室で寝ている夫婦は多いと思いますが、いつも同じ寝室では退屈になってしまいます。


たまには夫婦で旅行して、いつもとは違う部屋で一緒に過ごすとリフレッシュできるのではないでしょうか。上げ膳据え膳で楽しめる温泉旅行などがおすすめです。


お互いに思いつく限りのおしゃれをして出掛けるのもよいスパイスになります。結婚すると相手がいるので着飾る必要がないと思うのは生物学的に正しいですが、恋人気分も楽しむのなら思いっきりおしゃれをしてみてもよいですよ。


デートのためにヘアスタイルを変えるなど、思い切ったイメチェンも○です。


夫婦でデートをしてみるなら外で待ち合わせをすると恋人気分をより楽しめるのではないでしょうか。お互い別の家に住んでいた頃は相手が到着するのが待ち遠しかった人も多いかと思います。いつも一緒にいる相手でも外で待ち合わせをするだけでときめきを取り戻せるかもしれません。


ご紹介したようにマンネリ化してしまった夫婦でも二人で新たな取り組みをすることで関係を変えていくことができます。


慣れ親しんだ関係も素晴らしいのですが、たまには刺激がないとお互いに退屈してしまうというもの。ときめきを取り戻すために変化を楽しみましょう。そうした工夫が相手への心遣いでもあるのです。