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妻の怒りの叫び!「実家に帰ります!」言うべきタイミングとメリット・デメリット

コミュニケーション

2019.05.05

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他人同士が「夫婦」として生活していくためには、妥協や我慢も付き物です。
総合的には「まぁまぁ幸せな結婚生活」と評価している妻の中にも、「時折どうしようもなく、夫に対して腹が立つ!」なんてこともあるのではないでしょうか。

こんなとき、いきおいと共に、つい言ってしまいがちなのが「実家に帰らせていただきます」というフレーズです。

どんなときに、そしてどのように使うと効果的なのか、頭に入れておきましょう。

「実家に帰らせていただきます」のメリットとは?

夫婦喧嘩の中でも、インパクトのある言葉といえば「実家に帰らせていただきます」です。これ以上パートナーと話し合う気がないという意思の表れでもあり、また別居生活の提案と捉えることもできるでしょう。

ドラマなどでは耳にする機会も多い言葉ですが、夫婦喧嘩でこの言葉を放つメリットは以下のとおりです。

・自分自身の怒りを伝えられる
・問題の深刻さを、相手に伝えられる

夫婦喧嘩がすでに習慣になってしまっているような場合、「もう、いい加減にして!」と怒ったところで、相手に全く届いていない可能性もあります。

「何度注意しても、夫が同じことを繰り返す……」と悩む女性もいるかもしれませんが、もしかしたらそれは、夫婦喧嘩をしていても、「妻が怒っている意味」や「本当の気持ち」が、夫に届いていないからなのかもしれません。

妻の怒りに対して、反射的に「ごめん」と言ってしまう男性もいます。「妻が怒っている」→「面倒な状況をなんとかするために、取りあえず謝る」という流れがすでに出来上がってしまっている場合、「なぜ妻が怒っているのか」にまで、目が向かなくなってしまうのですね。

非常に強いインパクトを持つ「実家に帰らせていただきます」は、妻の怒りや、本気の思いを伝えてくれる言葉と言って良いでしょう。

実際に、妻からこの言葉を投げかけられて初めて、「いったい自分の、何が悪かったのだろうか」と考え始める男性もいます。

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■「言うだけ」「いつも言う」はリスク大!

非常に強いインパクトを持つ「実家に帰らせていただきます」という言葉。夫婦喧嘩における「切り札」のようなものと捉えて良いでしょう。

しかし、夫婦喧嘩をするたびに、やたらと「実家に帰らせていただきます」を利用するのはオススメできません。言葉のインフレーションにより、意味がなくなってしまう可能性があります。

インフレーションとは、物やサービスの価格が上がり、それと共に現金の価値が下がることを言います。これまで100円で購入できていたジュースが、120円でしか購入できなくなったとしたら、「現金の価値が20円分落ちている」と考えることができます。

これと同様のことが、日本語にも起きると考えられています。特定の言葉を使う機会が増えれば増えるほど(価格が上がる)、本来持っている意味は伝わりにくくなってしまう(価値が下がる)というわけですね。

例えば「数十年に一度の災害」が毎年起きれば、「あぁ今年もか」なんて感じてしまう方も多いはず。その危険度は、正しく伝わらなくなってしまいます。

これと同じことが、「実家に帰らせていただきます」にも言えます。耳にする回数が多くなればなるほど、夫の心には「あぁ、またか」という気持ちが強くなってしまうのですね。「怒りや深刻さを伝える」という目的は、果たせなくなってしまいます。

また、たまにしか使用しなかったとしても、「口にするだけ」というのはあまりオススメできません。「どうせ言うだけだろう」という中途半端な印象を、相手に与えてしまいます。

「実家に帰らせていただきます」を伝えるのであれば、以下の条件をクリアしましょう。

・これまでにはないほど、夫に対して怒りを覚えている
・実際に実家に帰る覚悟が決まっていて、それが実践できる環境が整っている

このようなタイミングであれば、妻の「実家に帰らせていただきます」は、夫の心に刺さる一言と成り得るでしょう。

■「実家に帰らせていただきます」のデメリットについて

夫への怒りが抑えきれないときに、「実家に帰らせていただきます」と伝え、それを行動に移した場合、自分一人で冷静に考える時間を持つことができます。

夫と離れてみて、初めてわかることも多いはず。また自分自身を見つめ直すための、よいきっかけにもなるはずです。

しかし「実家に帰らせていただきます」と伝え、実際に実家に帰ってみると、「文句を言える相手がいない」「自分一人でもんもんと考え続けなければならない」という状況に、かえってストレスを抱えてしまう人もいます。

実家に帰るということは、相手との話し合いを放棄するということ。常にそれが、夫婦にとって良い方向へと導いてくれるわけではないのです。

また子どもを持つ母親が安易に子どもを置いて家を出ることは、オススメできません。その後夫と仲直りできれば良いのですが、いざ離婚となったときには、親権争いにおいて不利になってしまうことがあります。

子どもを置いて実家に帰るということは、「子どもを監護する意志がない」とみなされてしまいます。こうしたデメリットについても頭に入れた上で、冷静な対応を心掛けましょう。

■まとめ

妻から切り出される「実家に帰らせていただきます」は、夫にとっても強烈な一言になるでしょう。ここぞというタイミングで、そして本気で繰り出すことで、高い効果を期待できます。

しかしこの言葉にはメリットもあればデメリットもあり、まさに「諸刃の剣」といったところです。こうした側面もしっかりと把握した上で、自分の気持ちを伝える言葉を選択してみてくださいね。

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