2019.03.22
ひとつ屋根の下で生活を共にする夫婦。時にはお互いの“生活習慣”が合わず、どちらが歩み寄るかで揉める家庭は多いかもしれません。最近話題を集めているのは、「妻から禁止されてしまったこと」を披露し合う夫からの声でした。
意外に多い「妻に禁止されていること」
妻からの“禁止事項”に悩む夫
ある40代の夫は、「妻からさまざまな『禁止事項』を設けられています…」とコメント。例えば、「ラーメンに大量のニンニク」「服の脱ぎっぱなし」「ネットゲームに明け暮れる」などが代表的な禁止事項です。結婚当初は“軽く指摘される程度”だったそうですが、繰り返すうちに正式な“NG”が出てしまったとか。「みなさんの家庭では、妻からの“禁止事項”ってありますか?」と疑問をぶつけています。
禁止されがちな“ゲーム・アニメ”のジャンル
この疑問を受けて、「我が家にも禁止事項はたくさんあります!」と共感を示す夫の声が後を絶ちません。中でも多かったのは、妻から「ゲームやアニメを禁止されている」という家庭。
「ハマっているオンラインゲームを徹夜でプレイしてたら、翌日から禁止を食らってしまいました」
「私の趣味はボーカロイド。先日妻から『いい年した男の趣味じゃない』とクレームをつけられ、禁止令が出ることに…」
「深夜アニメは毎シーズン楽しみにしてるのに、我が家では見ることを禁止されています」
まずは、妻からの“趣味の理解”を得た方が良さそうですね。
「禁止事項」をくぐり抜けるためには?
“古いバイクに30万円”で割れる夫婦の価値観
バイクの大ファンという男性は、愛車の修理で「30万円の修理費」がかかる事態となり、妻の怒りを買うことに。彼は、「『古いバイクに30万も出す意味がわからない。子どもができた時の旅行費に当てられるじゃん!』と言われました。挙句の果てに“バイク禁止令”まで出てしまいました」と困惑した様子です。
「確かに趣味が趣味なら、それなりのコストもかかるもんね…」
「“30万の価値がある”ってところの共通理解がないと厳しい」
「30万はそれなりの金額だけど、“禁止令”までは厳しすぎる!」
好きなことを続けるには“バランス”が大事!?
しかし何とか妻からの「禁止事項」をくぐり抜けるため、夫たちも“バランスを取るべく”試行錯誤をしています。
「趣味に時間やお金をかけるなら、その他の時間は徹底的に家族孝行すべき!」
「服は脱ぎっぱなしにしても、休日に率先して『洗濯は俺がやる!』という姿勢を見せれば印象が違うはず」
「自分が好きなことを貫きたいなら、妻にも何か自由に趣味をやらせてあげた方がいいよね」
妻の立場としても、何か理由があって“禁止”を告げているはず。まずは自身の行動を振り返ることが必要なのかもしれません。
夫婦間にルールはあった方がいい!?
パートナーへの満足度が高い“ルールがある家庭”
夫婦間における“ルール”は大切なのでしょうか。保険の無料相談サービスを提供する「保険のビュッフェ株式会社」は、「夫婦のコミュニケーション調査」を実施。まずは、“ルールがある家庭”での「パートナーへの満足度」を見てみましょう。
大変満足している… 52%
普通… 30%
不満… 16%
“ルールがない家庭”では、「パートナーに不満」との回答が84%。“ルールがあること”は、円満な夫婦関係をもたらしてくれるようです。
「『行ってきます』のキス」がルール!?
続いて「ルールを決めた理由」を尋ねると、1位から順に「仲良くするため(44%)」「ケンカを避けるため(28%)」「適度な距離を保つため(18%)」がランクイン。
具体的なルールとしては「家事、掃除、洗濯は余裕がある方が行う」「休日は家事を協力する」「皿洗いとゴミ捨てはパパがやる」など、“家事にまつわるルール”が半数程度を占めました。
他にも「『行ってきます』や『おかえりなさい』のキス」、「『好き』という言葉を伝える」といったルールを設けている夫婦も多いそう。
夫婦間のルールは、納得するまで2人でじっくりと話し合って決めていきたいですね。
文/古山翔