2019.03.25
子どもの教育方針について、夫と意見が食い違う時は話し合いでどうにかなりますが、世の中には「教育方針を決めすぎる夫」や「全く決めない夫」もまだ少なくないようで。ネット上では議論が白熱していました。
「教育方針に無関心な夫」に怒り爆発!
2月8日放送の『東京らふストーリー』(テレビ朝日系)では、「芸能人の家庭事情ぶっちゃけ!」をテーマに展開。子育て方針を「自分で決めすぎる夫」と、「全く決めない夫」のどちらがより許せないかが議題に上がりました。また同番組で「どちらが許せないか」のアンケートを実施したところ、「子育て方針を全く決めない夫」と答えた人は45%、「子育て方針を決めすぎる夫」は55%という結果に。
スタジオではゲストであるファンタジスタさくらださん、坂下千里子さん、近藤千尋さんの3人が「全く決めない夫が許せない」という回答で一致していました。フットボールアワーの後藤輝基さんが「学校に行く回数はお母さんの方が多い。任せた方がいいのかと思っていた」と発言したところ、ゲストから猛反発を受けています。
ネット上でも「教育方針に無関心な夫」が話題になっていました。「学期末だというのに、夫は通知表に目もくれない。教育に興味がなさすぎる!」「私が頑張って勉強を教えている横で、スマホでゲームをしている夫。子どもの気が散るし、少しは手伝ってよ…」「夫が教育に無関心だと、すごく疲れますよね。子どもが悪さをしても『まあ、いいんじゃない?』となだめてくるけど、いいわけありません」といったお怒りの声が続々と登場。
「教育方針の違い」から不満噴出!
一方教育に燃えるママから、「教育方針に神経質すぎる夫」の問題点も上がっています。「勉強を教えていると隣で夫が『それは考え方が違う』と口を出してきます。『ゆっくり教えた方がいい』と主張する夫にとっては、私の『勉強がなかなか進まない』という不満もなしのつぶて」「ほんの些細なことで『違う』と指摘してくる。『じゃあパパがやれば?』と丸投げしたい気持ちをこらえ続けてるよ」など怒り心頭のようす。
こういった意見に対してネット上では、「教育方針に無関心な夫」を持つママから反論が噴出していました。「教育に参加してくれるだけマシだよ。ダメ出しすらされないと、私の方針が合っているのか不安になる」「指摘される方が嬉しい。夫が毎日忙しく仕事する中でも、子どもの成長を見てくれていると実感できます」といった声が。
約2人に1人が「出産後に意見が食い違う」
夫の教育方針に納得がいかないママは多いよう。では実際、夫婦で意見が食い違う人はどれくらいいるのでしょうか? 産婦人科向け事業などを展開している「株式会社ベビーカレンダー」は、「パパの子育て」について調査を実施していました。
同調査で明らかになったのは、約2人に1人が「出産後に夫婦で意見が食い違う」という結果です。食い違いの理由を聞いたところ、もっとも多かった回答は「しつけや子育ての方針の違いについて」の56.2%。続いて52.1%の人が「子育て・家事の役割分担について」をあげており、“子どもに関する食い違い”が大半を占めています。
さらに「夫婦関係を良好に保つため、心がけていること」を調査。1位は「相手に不満を伝える(話し合う)」という回答で、30.9%もの人が実践しているそうです。次いで2位は「夫に感謝を伝える・褒める」の19.4%でした。
夫婦どちらにとっても子供の将来は大切なもの。教育方針について不満を抱いたときは、とことん話し合って解消すべきなのかもしれませんね。
文/内田裕子