2019.04.01
不安定になった妊娠中の奥さんを支えるのは、旦那さんの役割ですよね。しかし仕事などの関係上、どうしても配慮が行き届かない時も。つい先日ある男性は、「妊娠中の妻から度々『寂しい』と言われ、かなりストレスになっています」と悩みを打ち明けていました。
妊娠中の奥さんにイライラ?
奥さんから「寂しい」と言われて困り果てている旦那さん
男性の話によれば、「朝は妻が起きてきません。そのため朝ごはんは自分で作り、妻が目覚める前に出勤。夜は仕事からヘトヘトになって帰ってくるので、夕飯や入浴を終えた後はすぐに寝るといったサイクルを繰り返しています」とのこと。
そんな生活が奥さんは気にくわなかったらしく、男性は事あるごとに『寂しい』と怒られています。もちろん彼も奥さんをないがしろにはしておらず、仕事終わりにデザートやプレゼントを買って帰る日も。男性は、「なるべく2人の時間を作ろうとしているのですが、いつも物足りないと拗ねられます」「正直どう妻に接したらいいか分からなくなってしまいました」と胸の内を明かします。
旦那さんの悩みに対する世間の反応
世間の人たちは、男性の悩みに対してどんな反応を示しているのでしょうか。
「コミュニケーション不足が顕著に出てるよね。平日の忙しさを分かってもらう努力をしていないと思う」
「生活サイクルを見ると、さすがに旦那さんも淡泊すぎるなぁ。夜の時間をもう少し大切にしてほしい」
「旦那さんの気持ちはよく分かる。ただ奥さんも不安定な時期だから、ここが一番の頑張りどころ!」
「男性にありがちだけど、プレゼントだけで相手の心は埋まらないよ。奥さんが何を求めているのか見極めないと」
「寂しい」に秘められた真実とは
奥さんの心境を考察すると?
旦那さんを諫める声が目立っていましたが、一方で「なぜ奥さんは寂しいと感じるのか」を考察する声も少なくありません。その中で多く見られたのは、「日中、暇すぎて時間を持て余してしまうのが原因」という意見でした。
「きっと話相手が欲しいのかも。家に1人でいるのもかなりストレス溜まるから」
「何もすることがないと、“世の中から取り残される不安”みたいなものに襲われることがある」
「不安定な時期だから、1人でいる時間が長いと誰かに当たりたくなるんだよ。でもこれは仕方のないことだからね?」
先輩ママがアドバイスを披露!
またネット上には、子どもを持つ先輩ママから実体験を基にしたアドバイスも上がっています。
「夜に15分だけでも話を聞く時間を作ってみてください。それだけでも奥さんの心境はガラリと変わるはず」
「永遠に続くことではないので、今の時期だけ『奥さんの意見にノーと言わない』を実践してみよう!」
「案外もっと頼ってほしいのかもしれません。旦那さんから色々と“お願い”してみては?」
「一緒にいる時間を使って奥さんの機嫌を伺い、タイミングを見計らって平日の忙しさを理解してもらうよう仕向ける」
頭に入れておきたいのは、奥さんが妊娠中だということ。産前はホルモンバランスの乱れにより、情緒が不安定になってしまうケースも珍しくありません。奥さんは辛い思いをしているはずなので、旦那さんも気持ちを分かち合えるといいですね。
産前は夫婦ともにデリケートな時期!
奥さんの妊娠中はお互いどんなことを考えている?
奥さんの妊娠中、旦那さんの精神が追い込まれていくことは多いよう。「Google」の検索エンジンで「妊娠中 妻」と入力すると、検索キーワードには「うざい」「イライラ」「ストレス」「嫌いになる」といった言葉が並びます。
しかし「妊娠中 旦那」と入力してみても、実は同じようなキーワードがズラリ。夫婦生活において、産前がどれほど不安定な時期なのかよく分かりますよね。果たして関係を悪化させずに出産を乗り越える方法は存在するのでしょうか。
円満な夫婦生活を実現する思いやりとは?
円満な生活を続けていくため、妊娠中は様々な工夫を凝らしていたという人も。一体どんなことに気をつけていたのか、夫婦の声をみてみましょう。
「奥さんの妊娠中、とにかく感謝の気持ちを徹底的に伝えていました」
「ちょっとした世間話であっても、妻からの発言にはしっかりと受け答え。適当に対応してると思われないように必死だったなぁ」
「妊娠中でもなるべく家事は頑張ったよ」
「旦那さんに気を遣わせないようにして、『ごめんね』『ありがとう』を心がけていた」
誰もが他人には分からない苦労を抱えているもの。デリケートな時期には、特に思いやりを大切にする必要がありそうです。
文/古山翔