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一人部屋をほしがる夫……大人の「個室」ってやっぱり必要?

コミュニケーション

2019.03.05

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家づくりやリフォーム、模様替えのタイミングで、「夫婦であってもそれぞれの個室が欲しい!」という希望を持つ方が増えていると言われています。

自分自身が「持ちたいなぁ」と夢見ているケースもあるでしょうし、夫から突然「個室の必要性」を訴えられて、戸惑う方もいるのかもしれませんね。

家の中に夫婦それぞれの個室を持つことには、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。個室を導入する前に、知っておきたいポイントをまとめます。

 

■お互いの個室を持つメリット「自分だけの空間を持てること」

まずは、お互いの個室を持つメリットについて紹介します。それはズバリ、「家の中に自分だけの空間ができる」ということです。

そこでは、共有スペースのように気を遣う必要はありません。自分の好きなようにして、リラックスした時間を過ごすことができます。

・集中して仕事ができる
・趣味の世界に没頭できる
・誰にも気兼ねすることなく、好きなテレビを見られる
・散らかっていても、家族に迷惑をかけない
・プライバシーを守れる

以前は、「自分の書斎が欲しい」と夫側が要望するケースも多くありましたが、近年では、妻側から「自分専用のスペースが欲しい」と言うケースも増えてきています。

夫婦共働き世帯が増えた今、「妻」や「母」という立場から切り離され、自分一人だけで過ごす時間が必要なのかもしれませんね。

もちろんメリットは、「個室で過ごす本人」だけにもたらされるものではありません。それぞれの個室を持つことで、生活への満足度が高まれば、それが家族全体に良い雰囲気をもたらしてくれる可能性も高いでしょう。

「プライベートスペース」と「オープンスペース」を切り離すことで、気持ちの切り替えがしやすくなるというわけですね。

 

■個室のデメリットは「一緒に過ごす時間の減少」

夫婦それぞれの個室を用意する一番のデメリットは、「それぞれが個室にこもることで、夫婦で一緒に過ごす時間が減少する」というものです。

これまでは「同じリビングで同じテレビを見て、自然に会話を楽しんでいた」ものが、「それぞれの個室で思い思いに過ごす」ようになれば、一気に距離が開いてしまう可能性もあります。

夫婦両方が「個室での生活を満喫したいタイプ」であれば良いのですが、現実には「一方は個室を満喫したいけれど、他方はできるだけ同じ空間で過ごしたいタイプ」というケースもあります。

個室を持つことがストレスにつながってしまう可能性もあるので、事前によく検討する必要があります。

■デメリットを最小限にする工夫が必要

できるだけ気持ち良く、夫婦それぞれの個室を用意するためには、デメリットを最小限にするための工夫を行うのが一番です。

具体的には、「夫婦や家族のコミュニケーションも楽しめる工夫」をすることになります。

たとえば個室を利用する際には、「ドアを開けっぱなしにしておく」だけでも、声や雰囲気が伝わりやすくなります。

また個室を利用するタイミング、夫婦一緒に過ごすタイミングについても、事前に話し合っておくのも良いでしょう。

もし「これから個室を作る」という段階であるなら、「夫婦それぞれが緩やかに繋がれる個室」を用意するのもオススメです。

一つの空間の中央を引き戸で仕切れるようにすれば、完全には遮断されないプライベート空間を持つことができます。

また一緒に過ごしたいときには、すぐに一つの大きな空間を用意できます。

 

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■「寝室はどうする?」問題も事前に検討を

夫婦それぞれの個室を持つことを検討するのであれば、一緒に考えておきたいのが「寝室はどうするのか」という問題についてです。

夫婦それぞれの個室に、それぞれのベッドを置くことになれば、同時に「夫婦別寝」スタイルへと切り替えることになります。単純に「個室を持つ」以上の意味を含むケースも少なくありません。

「せっかく個室を持つなら、もちろん寝室も別にしたい!」と考えるのは、比較的女性に多いと言われています。「誰にも邪魔されない眠り」を確保するための個室、と言い換えても良いのかもしれませんね。

一方で「自分の空間が確保できれば、寝室は一緒でも良い」と考えるのは、比較的男性に多いと言われています。

このような場合、男性にとっての個室は「遊び部屋」や「趣味空間」といった意味合いが強いものと考えられます。

ここでも夫婦の間にすれ違いが起きると、そのまま夫婦間の溝を深めてしまうことにもなりかねません。

「個室でどんな過ごし方を望んでいるのか」をハッキリさせることで、意識のすれ違いを防ぐことができるでしょう。またお互いの気持ちを尊重する姿勢も、忘れないでくださいね。

■まとめ

お互いのプライバシー確保のため、夫婦それぞれの個室を持ちたい!と願う方も非常に増えてきています。

「子どものための部屋」と同じように、「パパのための部屋」「ママのための部屋」を持つことが、さらに一般的になっていくのかもしれません。

それぞれが個室を持つことで、家族全体の雰囲気が良くなるのであれば、それは非常に大きなメリットと言えます。

しかし個室をきっかけに絆が弱くなるとしたら、デメリットにもなり得るということを、頭に入れておきましょう。

大切なのは「どんな空間をどう使うのか」という夫婦の意識の共有化です。「自分らしく過ごせる個室が欲しいな……」と考え始めたときには、ぜひ「夫婦一緒の時間をどう過ごすのか」という点にも目を向けて、それぞれの考えを伝え合ってみてください。

 

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