2019.01.24
結婚生活における夫婦の価値観はとても大切な要素。たとえちょっとしたすれ違いだったとしても、最悪の場合は離婚にまで発展しかねません。ここ最近ネット上では、「キレイ好きの旦那に耐えられない」という夫婦のすれ違いが話題を呼んでいるようです。
キレイ好き過ぎるのも考えよう?
ある女性は、旦那さんのキレイ好きな性格にうんざりだと嘆いています。旦那さんは毎日拭き掃除を欠かさず、料理後にはシンクやガス台をピカピカになるまで磨き上げるそう。ある時はロボット掃除機の稼働中、その横で掃除機をかけている旦那さんの姿を目撃したことも。もちろん洗濯に関しても強いこだわりを持ち、室内干しは絶対にNG。また日中に洗濯物を干せない場合は、わざわざコインランドリーの乾燥機を利用するほどです。
女性自身も決してズボラな訳ではないので、目立った汚れを放置することはありません。しかし旦那さんの度を越えたキレイ好きにはついていけず、日々ストレスを募らせています。すると彼女のつぶやきには、多くの主婦から反響の声が寄せられました。
度を越したキレイ好きも悪いことばかりではない?
やはり行き過ぎたこだわりには、抵抗感のある人が多いよう。ネット上では、「こういう話を聞くと、ある程度大ざっぱな旦那さんの方がいいね」「何をやっても文句言われそうな気がする。自分ならノイローゼになってしまうかも」「衛生観念の違いは離婚原因になりかねない重要な問題。キレイ好きも度を越せばただの嫌がらせ」「もういっそプライベート空間をキッパリ分けた方が良さそう」などの意見が続出。
一方でうんざりだという女性とは裏腹に、羨ましがっている人も少なくありません。「そこまでのキレイ好きなら自分で全部やるだろうし、ものすごく楽ができると思う」「そのキレイ好きを強要してくるなら嫌だけど、掃除も洗濯も旦那さんがやってくれるなら良いことしかない」「子育てがはじまったら、絶対旦那さんに感謝するようになるよ」といった声が見られます。
また中には「掃除が趣味の人もいるし、放っておけばいいのでは?」「自分に被害が及ばない限りは、勝手に家がキレイになっていくと思って我慢するべき」「汚いのが平気で部屋をどんどん散らかす人よりはマシだと思っていましょう」と、女性をいさめる声も上がっていました。
日常生活のちょっとしたことで夫婦関係に亀裂が入るかも!
意外にも旦那さんの方がキレイ好きという夫婦は多く、中にはそれが原因で深刻な悩みを抱える奥さんも。ある匿名掲示板には、「旦那が自分よりキレイ好きなので、掃除や片づけをどれだけしても一切感謝されない」といった相談が寄せられています。
女性は掃除や片づけに関すること以外、旦那さんに対する不満は一切ありません。しかし努力が認められない日々が続き、今では離婚を考えてしまうまでに。実は同じ心境まで追い込まれた経験のある人は少なくないようで、「私は実際に離婚した」「離婚はしてませんが、今は絶賛別居中」などの声が見られます。
またキレイ好きな旦那さんを持つ世間の奥さんは、「キレイ好きな人は、人にやってもらっても満足しない傾向にある。自分でやるように促すのが一番だよ」「掃除と片づけは旦那さんの担当にすればいい。その代わり料理洗濯はしっかりやるよと言ってあげれば大丈夫でしょ」「気がついた人がやるといったシステムにして、旦那さんにも参加してもらおう! キレイ好きな人なら案外積極的に行動してくれるかも」など様々なアドバイスを寄せていました。
旦那さんの協力を得ることができれば、家事のプレッシャーも半減されるはず。1人で抱え込んでフラストレーションを溜めるより、まずは話し合ってみるのがいいかもしれませんね。
文/牧野聡子