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夫のモラハラに耐える毎日…それでも「一緒に生きる選択」を続ける妻の話

コミュニケーション

2018.11.21

「モラハラ」という言葉自体の歴史はまだ浅いですが、「精神的暴力や虐待」はずっと昔からあったこと。あまりに身近にありすぎて「自分がモラハラを受けている」ことに気づいていないという人も結構いるのだとか。 モラハラ夫から、自分や家族を守るために闘っている妻たちの話を聞きました。

「夫に合わせない」という決意(コナさん/50/看護師) 

結婚当初から、何かにつけてモラハラを繰り返してきた主人。私も看護師として働いていますから、我慢や対処はうまくできる方だと思っていますし、いままでは家庭を円満にするために主人の考えに合わせてきました。

子どもも独立した頃のある年のお正月、恒例の夢日記をつけていてふと思い立ち、日記に「誓い」を記入したんです。それは「主人の言葉を気にしない」「主人に合わせない」ということでした。

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次の日から、主人の存在を気にしない、いないものだと思う生活がスタートしました。もちろんいきなり無視をするのではなく、徐々に様子をみながら。少しずつ無視の回数を増やしていきました。主人もなにか感じ取ったんでしょう、面白いことに急に優しくなったりするんです…でも決して流されず。

いまではその生活にも慣れて、一緒にいても気持ちが楽に過ごせるようになりました。

怒りが冷めてから話を聞く(千さん/43/会社員)

 

うちの旦那は機嫌が悪いと、子どものように家族や物に当たりまくります。食事の内容にキレて物を投げ、テレビを観ている子どもにまで当たる始末…もう手がつけらず、旦那の気持ちが収まるまで待つしかない状態です。

いちいち相手にしていると、私の気持ちも滅入ってしまいますし、子どもも居場所がなくなってしまいます。やる事だけやって、なにを言われようと無視するのが一番。「はいはい」と返事だけして、子どもたちと別の部屋に退散しています。

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リビングに一人ポツンと残された旦那がは、怒りが冷めたころ機嫌を取りにやって来くるので、その時に「さっきはどうしたの?」と話を聞いてあげることにしています。

子どもは「めんどくさい」と言いますけど「お兄ちゃん、お姉ちゃんになってあげようね」とお願いしています。子どもには申し訳ないですが、仕方ないです。

無表情で静かに対応(ミルクティーさん/47/ウェブデザイナー)

 

主人は気分で怒りをぶつける、典型的なモラハラ夫。「育ち方」や「親への暴言」まで、私にぶつけてきます…「その言葉、そのまま返してやりたい」といつも腹立たしく感じていますが。

子どもは多感な年齢でいまが大切な時期なので、私までヒートアップしていては家庭が壊れてしまう。そこで、ある方法でやり過ごすことに成功しました。旦那がいつものごとく文句を言い始めたら、子どもは自分の部屋へ避難させ、残った私は知らん顔で過ごします。リビングで自分の仕事をしたりして、とにかく無視。

旦那が私にモラハラ発言をぶつけ始めたら、表情のなく静かに旦那の顔を見ます。そうすると旦那はいったんひるみ、私の様子を伺いながら静かになってきます。最近はもっぱらこのやり方ですね。

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何か言いたそうなときには無表情のまま正面に座り「なに?」と、静かに対応。私の冷たい態度に言葉が出なくなるようで、挙句の果てには機嫌を取ろうとしてくるように…結局モラハラ夫は、自分の言葉におびえたり、傷ついたりする姿が見たいのかもしれませんね。

いくらモラハラ夫だからといって、すぐに決別できるわけでもありません。でも一番大切なのは、自分自身や子どもの「心と体の健康」です。もしも限界を感じたなら、我慢せずに助けを求める勇気を持つことも、妻として母として必要なのではないでしょうか。

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ライター:恩田有起
自宅で、仕事と介護をしながらライターとして活動中。大学生と中学生の子を持つ二児の母。マイブームはひとりカフェ。ipadや手帳を持ち込んで、まったりと作業することがなによりの贅沢。最近の悩みは、カフェスイーツを食べずにはいられないこと。

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