2018.11.07
普段は子育てや家事に追われているお母さん。たまにはママ友同士で愚痴を言ったり、美味しいものを食べに行く“ママ友会”も必要ですよね。しかし今回話題になっているママ友会は、ある問題が原因で賛否が分かれているよう…。
深夜のママ友会ってなに?
ママ友会で問題視されているのは、開催される“時間帯”です。相談したお母さんは、夜の21時ごろから定期的にママ友と集まって語り明かすことがしばしば。相談者には乳幼児の子どもがいますが、その時間帯は夫に子守りを任せているそうです。しかし夫が会社で“ママ友会”について話したところ、「ありえない!」という否定的な意見が多かったんだとか。そこでお母さんは、「母親が夜に外出するのはイメージが悪いものでしょうか?」と問いかけました。
この問いかけに、意見は真っ向から対立。賛成派の人からは、「誰にも迷惑をかけてないし、旦那さんが不満じゃなければそれで済むと思うけど」「女だから、お母さんだからって朝帰りしちゃいけない理由にはならないよ」「たまの息抜きならお母さんでも朝帰りして友達と楽しみたいよね」「夜だからこそできる話もあるだろうし、全然悪いイメージはないな」と相談者を擁護する意見が上がっています。
中には男性からの意見も投稿されており、「自分ばっかり飲みに行っちゃってるから、妻にも飲み会へは参加してほしいなって思います」「お母さんの休日って意味でも、朝まで飲むのは悪いことではない」といった声もありました。
深夜会の問題点は行われる“頻度”?
賛成派が多いかと思いきや、圧倒的な数を占めていたのは“深夜会”に反対する意見でした。「行っちゃダメだとは思わないけど、確実にイメージは悪いよ」「翌朝までっていうのが主婦として、母親として間違ってるんじゃないかな」「乳幼児がいるうちから好き放題やるのは、母親としての自覚が足りないんじゃない?」など辛口のコメントが続出。
中でも注目されていたのは、深夜会が行われる“頻度”について。世の中のお母さんたちからは、「年に数回とかならいいと思うけど、毎月はダメでしょ」「旦那さんと子どもの負担も増えちゃうから、深夜会の頻度はしっかり決めておいたほうがいいかもね」といった意見が相次いでいます。
また中立派からは、「朝帰りだと次の日に支障が出るから、終電までにすればいいんじゃないかな」「自分の朝帰りをゆるしてもらう代わりに、夫の朝帰りや付き合いの飲みは許さなきゃいけないよね」「夫の負担を少なくするために、寝かしつけてから出かけるとかの工夫は必要かも」という妥協案のアドバイスも上がっていました。
昼宴会に参加するママが急増中
今回話題に上がったのは深夜から朝にかけた“深夜会”でしたが、最近メジャーになってきているのは“昼宴会”。「終電を気にしなくていいから参加しやすい」「加減しながら飲めて優雅な気持ちになれる」と好評の声が続出しています。
「株式会社リビングくらしHOW研究所」が調査した「昼の会食・宴会と昼酒」についてのアンケートによると、“5年前と比べて昼に外食してお酒を飲むことが増えた・やや増えた”と回答している人は43%。特に20~40代での若い年層で増加傾向がみられました。
また昼宴会への参加グループを聞くと、法事や正月などの集まりをカウントしているため「家族・親戚」がどの年代でも1位になっています。次いで20・30代では、「職場仲間」「ママ友」「学生時代の友人」がすべて4割を超える結果に。特定の相手だけでなく、幅広いグループとの交流を昼宴会で楽しんでいる様子が伺えました。
時間を合わせやすい“ランチ”に着目した“昼宴会”。意外と浸透してきているので、興味がある人は一度試してみては?
文/牧野聡子