旦那さんの状況はしょうがない? 優秀だからこそ立ちはだかる社会の壁


女性の投稿にネット上では、「博士号まで持ってるほど優秀な旦那さんでも、うだつが上がらないことはあるんだね…」「夢を諦められないなら、なんで子どもを作ったんだろう」「もちろん分野にもよるだろうけど、35歳でまだ任期つきなのか。それなら優秀じゃなくてもしっかり働いてくれる方が全然いいね」と驚く声が続出。

 

しかし中には「はじめから産まなければよかったのでは? 旦那さんの状況は分かってたんだよね?」「子どもがいるなら父親としての責任は最低限果たしてくれないと」「結婚前に気づいても良さそうなことだと思う」「結局女性の方が苦労してるなら旦那さんが悪い」と、議論が白熱する展開も見られました。

 

博士号を取得している旦那さんなので、おそらく何かの研究者といった立場なのかもしれません。博士課程を修了して就職を希望した人の中で、正規雇用されるのはおよそ半分程度といわれています。受け皿不足や年齢の問題もあり、いつしか日本では博士号取得者は就職難というイメージが。仕事を言い訳に家庭をないがしろにするのはいいこととは言えませんが、今回の議論は様々な要因が複雑に絡み合っているようです。